最近、日本でも良く見かける電動キックボード。利用者は気持ち良さそうに走っていますが、極めて危険な乗り物だと思います。

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ボードの上に足を乗せてバランスをとる乗車方法は極めて不安定です。また、車輪が小さいので段差に対応しにくく、道路の凹凸があれば、簡単に転倒してしまいます。
時速40キロくらいまでは簡単に出そうですが、バランスを崩せば大怪我です。
ところが、日本では道路交通法の改正により、今年7月から免許なしでも一定の条件で公道で運転できるようになりました。
海外では、日本とは反対に規制強化の動きになっています。
例えばフランスのパリでは、住民投票の末、シェアリングサービスが禁止となったそうです。フランス以外の欧州各国でも規制強化に動いています。
海外でやっていることが全て正しいとは思いませんが、日本が欧州の流れと逆に動いている背後には、何か大人の事情があるのでしようか?
電動キックボードは、利用している本人だけでは無く、周囲にも迷惑や危険をもたらします。
自転車と同じように、路上に放置されれば通行の邪魔になります。
何より怖いのは、免許なしで無謀な危険運転をする人たちです。