「和デニム」は、国産デニムの聖地である岡山県井原市のセルヴィッチデニムに、日本の伝統工芸品を融合させたオリジナルジーンズだ。
第1弾は2021年に、岡山デニムに京都西陣織を融合させたジーンズを発売し、現在もオンラインストアで購入できる。今回は待望の第2弾として、岡山デニムと京友禅を融合したジーンズを、デニムの日である10月26日(木)に販売を開始する。
岡山のデニムと丹後ちりめん、京友禅が融合
同商品は、国産デニムの聖地、岡山県井原市のセルヴィッチデニムを使用している。
14.5オンスの本格デニム生地は、コットン98%、ポリウレタン2%の混綿で、本格デニムながらストレッチ性を兼ね備えた優れた履き心地だ。
京丹後の絹織物「丹後ちりめん」
同商品には、国内の着物生地の約7割を生産する絹織物産地である京都府丹後地方で織られ、世界に誇る丹後ちりめんに、京都の染色技法である京友禅でオリジナル紋様を染め上げている。
「京友禅」による染色
京友禅は、300年以上の歴史を持つ日本の伝統工芸品であり、日本三代友禅の一つである。豪華な模様柄が多く、当時は貴族や公家が住んでいた京都らしい優雅な着物として知られている。
同商品では、京友禅の華やかさを残しつつも、派手になりすぎず、カジュアルなビジネスシーンにおいてもジャケットに合わせられる紋様を七宝紋で表現した。
同商品には、フロントのベルトループと、バックサイドのパッチ部分に京友禅をワンポイントコーディネート。
京友禅は、白・黒・青の3種類を用意している。
円が永遠につながる伝統紋様
「七宝紋」とは、円形を四つ重ねてつないだ連続紋様のこと。輪が四方に無限に広がっていくところから、四方が七宝となったと言われている。
同商品では、「和デニム」を通した出会いが良き縁になるような思いも込めて、七宝紋をベースに、和デニムレッドをワンポイントにあしらったオリジナル七宝デザインとなっている。
こだわりの履き心地とスタイル
NYやロンドンで販売実績のある、岡山デニムのファクトリーブランドのデザイナーが、日本人が着た時に履き心地が良く、綺麗に見えるシルエットを作るために、身体に馴染む立体裁断にこだわった。
さらに、ステッチの位置や太さ、バックポケットの大きさや形・位置など、細部まで計算し尽くされたパターンにより、着用時の履き心地に加え、「美しいシルエット」を実現している。