こんにちは! たびこふれ編集部のシンジーノです。

日本(九州)と韓国を挟む海上に"対馬"という離島があります。

あなたは対馬ときいてどんなことを思い浮かべるでしょうか。「対馬という名前は聞いたことはあるけど、どんな島なのかよくは知らない」という方も多いのではないでしょうか。

対馬の概略や激動の歴史はこちらの記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

「へえ~っ、対馬でそんなことがあったのか。。。」と驚かれることでしょう。

私は初めて対馬に訪れて以来、この地にすっかり魅せられてしまい、それから毎年訪れています。

そんな中で、ぜひ次はここに行きたいと切望していた場所があります。

それが霊峰「白嶽(しらたけ)」です。

2023年9月、私は念願の白嶽に登りました。こちらが白嶽です。

【対馬】世界の山々を登頂したクライマーも「この山は面白い!」といった白嶽(しらたけ)とはどんな山?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<白嶽>

どうですか?

「え~、こんな険しい山に登ったの?」と思われたかもしれません。しかし意外にも中級レベルの山です(登山が初めての人には少々厳しいかもしれませんが)

登山レベルは中級ですが、白嶽はすばらしい山でした。

何度でも登りたいと思えるような、変化に富んで面白い、登山者を飽きさせない山でした。

さて、白嶽の山紀行、たっぷりレポートします。私といっしょにヴァーチャル登山を楽しんでみませんか。

それでは出発しましょう!

目次
白嶽とは?
白嶽へのアクセス

白嶽とは?

白嶽(しらたけ)は古来より霊山として崇められた対馬のシンボル的存在で九州百名山のひとつ。

独自の生態系をもつ原生林として、国の天然記念物に指定されています。

山頂からは360度の眺望が広がり圧巻です。山頂近くは急傾斜でロープにつかまりながら岩場を登るためスリル満点!登りきると浅茅湾や白嶽山系の山々、天候が良いときは韓国の山並みをも望むことができます。見晴らしのよい高台「岩のテラス」では、山頂とはまた違った景観が楽しめます。

標高519m。登山口から頂上(約2.2km)のコースタイム(休憩時間除く)は、往路約90分、復路約75分。(ながさき旅ネットより抜粋引用)

【対馬】世界の山々を登頂したクライマーも「この山は面白い!」といった白嶽(しらたけ)とはどんな山?
(画像=『たびこふれ』より引用)

<登山口にある案内板>

【対馬】世界の山々を登頂したクライマーも「この山は面白い!」といった白嶽(しらたけ)とはどんな山?
(画像=『たびこふれ』より引用)

白嶽は独自の植生によって、国定公園特別保護区に指定されており、四季折々の植物を楽しむことができます。

白嶽へのアクセス

対馬のちょうど中間部辺りに位置する美津島町(みつしままち)洲藻(すも)地区に登山口はあります。(対馬の中心地である厳原から車で30~40分程度。)

トイレのある登山者用駐車場から見える白嶽がこちらです。

【対馬】世界の山々を登頂したクライマーも「この山は面白い!」といった白嶽(しらたけ)とはどんな山?
(画像=『たびこふれ』より引用)

おお~っ!あれか~。ゴツゴツした岩肌が威圧感あるな~。大丈夫かな、私に登れるかな~。

姿の良い見事な双耳峰(そうじほう)です。雄岳(おだけ)と雌岳(めだけ)に分かれており、登山者は雄岳に登ります。

ここの登山者用駐車場から洲藻登山口までは小型車のみ通行可能な林道が約2.5km続きます。登山口には乗用車が約5台ほど止められるスペースがあります。今回は、登山口まで車で行くことができました。