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世界からも人々が集まる「浅草寺」、その起源となる場所!
浅草寺の中を歩くと、日本最古の商店街が

世界からも人々が集まる「浅草寺」、その起源となる場所!

この場所は実は凄い場所で、推古天皇36年(628)、このお堂の後ろにある隅田川から観音様が救い上げられたのだそうです。のちに公開されることのない秘仏となったこの「聖観世音菩薩様」のために、お堂を建立しておまつりしたのが「浅草寺」の起源なのだとか。雷門で有名なあのお寺です。

世間の生きとし生けるものの音声を観じ、その苦しみを除かれ、また願いを聴いて安楽を与えてくださる仏さま「聖観世音菩薩」。そんなありがたい仏さまがこの隅田川から現れたなんて凄いストーリーですよね。先日の不思議体験の理由も分かる気がします。

ちなみに現在、その聖観世音菩薩様は浅草寺にいらっしゃり、駒形堂に祀られているのは「馬頭観音」という仏様なのですが、観音様の11面あるお顔のうち魔を払う力が凄い仏さまなのだそうですよ。

浅草寺の正式名称は「金龍山浅草寺」というのですが、その名前の意味は「一夜にして辺りに千株ほどの松が生じ、3日を過ぎると天から金の鱗をもつ龍が松林の中にくだった」と記されていたからなのだとか。それもあまりのスケールの大きさに驚くばかりです。

浅草寺の中を歩くと、日本最古の商店街が

この日も雷門の前は大賑わいで、もちろん中に入っても人だらけで歩くのも大変なくらい。私はここに来るのは初めてなので、ワクワクしながら奥へと進みました。本堂まで続く「仲見世(なかみせ)」と呼ばれるお店の並びは、日本で最も古い商店街のひとつと言われています。

仲見世を見て歩くだけでも、日本を感じるようなお店がいっぱいあって楽しいんです。海外から見た日本の特徴的な部分をクローズアップしたような、海外目線のお店が数多くありました。例えば隅々までお経が書かれた浴衣が売っていたり、ピアスも花札や鶴の折り紙を形どっていたり。

そんな中に、神様グッズのようなものが売られている「岩座」というお店を発見。店頭には塩が入った大きな石の器があるのですが、どうやらこれは盛り塩を作る体験ができるようになっている様子。木の「盛り塩器」に塩を詰め、ひっくり返すと大、中、小の円錐形の盛り塩ができあがります。

【東京】のブルックリン「蔵前」と、観光だけでない「浅草」を感じる隅田川散歩
(画像=『たびこふれ』より引用)

他にも様々なデザインの御朱印帳や鈴玉、お守りなども。私は神様カードの絵の携帯ケースを購入したのですが、ケース裏には祈祷紙の護符が貼ってありました。常に持ち歩くスマホケースを「現代のお守り」として愛用できるのではという提案なのだそうですよ。

岩座 浅草仲見世店

  • 住所:東京都台東区浅草1-30-1
  • TEL:03-6231-6391
  • 営業時間:平日11:00-18:00/土日・祝日11:00-19:00