エイリアンに逃げられた後、UFOを目撃

1976年7月、パシーツはカスピ海のトルクメニスタン沿岸の海中を探査することになった。その目的は、超小型潜水艦が利用できる場所があるか調べることだった。

翌日、港で調査航海の準備に追われていたパシーツ一行であったが、レスキュー隊の隊長が桟橋にいる「この世のものではない存在」を発見する。人型のエイリアンである。

ロシア特殊部隊「スペツナズ」と宇宙人の遭遇事件!? エイリアンが手漕ぎボートで爆走
(画像=「Mysterious Universe」の記事より、『TOCANA』より引用)

見つかったことに気づいたからなのか、エイリアンはそばに停まっていたカヌーボートに乗り込んで激しくオールを漕ぎ沖合へと逃げて行った。隊長はすぐにエンジンを2機装備したボートを始動させて後を追ったが、結局追いつくことはできなかった。驚いたことに、手漕ぎのボートに巻かれてしまったのである。

この一件の後、懸念を抱えながらも出発準備は完了し、パシーツたちは2隻のボートで目的の海洋に向けて出港することになる。そして航海に出た一行は、夜の23時頃になったところで今度はUFOを目撃することになる。

操舵室に立ち尽くす一行は、空の果てからこちらに向かってくる明るい飛行物体を呆然と眺めていたが、しばらくすると突然方向を変えて消えていったのだった。眺めている間、誰しもが気分の落ち込みを感じていたという。

この体験の後、パシーツはUFO現象について興味を持ち幅広く調べるようになった。イランの戦闘機が“空飛ぶ円盤”に空対空ミサイルを発射したが苦も無くかわされた事件や、ソ連太平洋艦隊が海中から“母艦”と思われる巨大なUFOといくつかの小さな“空飛ぶ円盤”が浮上して空に飛び立つのを目撃した事件など、数々の極秘レポートを目にして関心を深めるようになったのだ。

ロシア特殊部隊「スペツナズ」と宇宙人の遭遇事件!? エイリアンが手漕ぎボートで爆走
(画像=「Mysterious Universe」の記事より、『TOCANA』より引用)

“泣く子も黙る”スペツナズの司令官がエイリアンとUFOを目撃したことをきっかけに、超常現象についての考えを大きく変えるようなった経緯は興味深い。この時代のソ連のUFO事件の多くは隠蔽されていると思われるが、時を経て今後ほかにも明らかにされることがあるのか、注目していきたい。

参考:「Mysterious Universe」ほか

文=仲田しんじ

提供元・TOCANA

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