ロシア特殊部隊が宇宙人と遭遇、交戦したという驚きの逸話がある。カスピ海の訓練学校に現れた宇宙人はスペツナズの司令官に発見されると、手漕ぎボートで逃走。エンジンを積んだボートを巻いてしまったという。ソ連時代のUFO・宇宙人情報は今も隠蔽されていると考えられているが、一体司令官が遭遇した生物は何だったのか。

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※ こちらの記事は2022年6月3日の記事を再掲しています。

ソ連時代に創設され、今も存続するロシア最強の特殊任務部隊「スペツナズ」が、かつてUFOとエイリアンに遭遇していた――。辣腕の司令官によるUFO目撃談が再び注目されている。

カスピ海に創設された水中特殊部隊の訓練学校

スペツナズとは、ロシア語の「特殊任務部隊」の略語であり、軍隊をはじめ警察や消防など多くの組織に「スペツナズ」は存在しているのだが、一般にはソ連時代に創設された軍の秘密の特殊部隊を指している。

元海軍大佐のヴィタリ・パシーツは、ソビエト特殊部隊の歴史に関するノンフィクション『Underwater Spetsnaz of Russia』の著者にして、海軍特殊部隊の最も権威ある専門家の1人だ。つまり、彼はソ連海軍におけるスペツナズのエキスパートであった。そんな人物が、衝撃的な事実を明かしているのだ。

ロシア特殊部隊「スペツナズ」と宇宙人の遭遇事件!? エイリアンが手漕ぎボートで爆走
(画像=ヴィタリ・パシーツ大佐 「Mysterious Universe」の記事より、『TOCANA』より引用)

1953年6月、ソ連軍参謀本部情報総局(GRU)は、特別に重要な作戦を実施するため、諜報機関の偵察ダイバー(戦闘スイマー)用に設計された7つの海洋偵察ステーションを設置することを決定した。

海洋偵察任務を遂行する水中特殊部隊の増強のためには、まずダイバーの養成を行わなければならない。そのための訓練学校の運営にあたっていたパシーツだが、1969年に友好国の特殊部隊を訓練するための機関も創設するよう命じられた。そこでパシーツは、新たな訓練学校をカスピ海に設けることを提案し受諾された。こうして彼のカスピ海における長きにわたる任務が始まったのだが、その中で彼はUFOとエイリアンを目撃することになった。

ロシア特殊部隊「スペツナズ」と宇宙人の遭遇事件!? エイリアンが手漕ぎボートで爆走
(画像=「Mysterious Universe」の記事より、『TOCANA』より引用)