ブルーティAC180を実際にアウトドアフィールドで使ってみた!

最大2700Wの出力&1,152Wh大容量が魅力のポータブル電源「ブルーティ・AC180」
電気ケトルやホットプレートなどの家電をどのくらいの時間使えるのか?

家にあるたいていの家電をブルーティAC180で動かせることはわかってもらえたと思うが、次に気になるのは“果たしてどれくらいの時間使えるのか?”というところだ。ブルーティAC180のバッテリー容量は1,152Wh (36Ah)と、家庭用のポータブルバッテリーとしては大容量なものの、1000Wクラスの家電を動かせばバッテリー消費も当然早くなる。

最大2700Wの出力&1,152Wh大容量が魅力のポータブル電源ブルーティAC180
ブルーティAC180のLCD画面には、電池残量、入力電力や出力電力に加え、現在の消費量ならあとどれくらい稼働させるか? の概算値が表示される。電池残量の下の0.9Hという数字は、電気ケトルを稼働中のもので「971Wの消費電力ならあと0.9時間使えますよ」という意味。おかげで現場でのバッテリーマネジメントがとてもしやすいのだ。
最大2700Wの出力&1,152Wh大容量が魅力のポータブル電源ブルーティAC180
専用アプリを入れたスマートフォンとBluetooth接続すれば、現在の電池残量、入力電力や出力電力の状況に加え、電源ON/OFFなどのリモートコントロールが可能。

今回は、キャンプなどのアウトドア遊びでも使えそうなホットプレート(消費電力:590W)と電気毛布(消費電力:55W)、電気ケトル(消費電力:1000W)をフィールドに持ち出して検証してみることにした。

検証にあたっては、ブルーティAC180が100%充電状態でそれぞれの家電を動かし、作動の確認はもちろんだが、LCD画面に表示される残り時間インジケーターでどのくらいの時間使用できるのかをチェックしてみたぞ!

また現場では、より実際の使用環境を再現するため100%の状態からまず電気ケトルでコーヒーを淹れ、その後にホットプレートでBBQと鍋を作り1時間ほどの食事をしてみるとブルーティAC180の残量は28%まで減っていた。その後、電気毛布を繋げてみると5時間ほど使えるという表示が出ていた。つまりブルーティAC180があればひととおりの食事ができて食後には電気毛布も使えてしまうというわけだ。

これからの季節、キャンプサイトで暖かい飲み物と鍋ができて、しかも電気毛布まで使えるとなれば、ブルーティAC180は十分フィールドで使えるポータブル電源に仕上がっていると言えるのではないだろうか。しかも、自然災害などで停電が起きた際には、電力が復旧するまで冷蔵庫(80Wなら約10時間)や電子レンジ(1500Wなら0.7時間)といった生活に不可欠な家電も動かせるのだから、ブルーティAC180を持っていて損することはなさそうだ。