ブルーティAC180なら大抵の家電がアウトドア環境で使える!
“キャンプや車中泊で家にある家電が使えたら便利なのに……”そう考えたことはないだろうか? 電気ケトルやホットプレートが屋外で使えたならば、いちいち火をおこしたりする手間もなく、調理器具が煤まみれになることもないので後片付けがとても楽。また、そもそもとして道の駅の駐車場などでは火器の使用が禁じられているところも多く、電気で動く調理器具が使えるだけで料理のレパートリーが増えるというわけ。
ただポータブル電源選びで難しいのは、全ての家電が動かせるわけじゃないというところ。というのも、家電には稼働するのに必要な電力である“消費電力”が決まっており、ポータブル電源の出力能力がこの消費電力を上回ってないと動かすことができないのだ。

例えば、屋外で電気ケトルでお湯を沸かしたいと思った場合。電気ケトルの消費電力は大抵1300W前後なのだが、意外とこの消費電力を超える出力を持つポータブル電源となるとかなり種類が限られてくる。もちろん、業務用の大型ポータブル電源なら十分な出力を持っている製品も多いが、当然大きく重く、しかも価格も何十万円もするようなモデルばかり。
そこで紹介したいのが、今回のブルーティAC180。持ち運びが可能な約16kgのコンパクトボディながら、1800Wの出力能力を持ち、電力リフトモードを使えば最大消費電力2700Wの家電が使えるというわけである。しかも価格は、税込価格で14万8000円。これだけの出力能力を持つポータブルバッテリーとしてはズバ抜けたコストパフォーマンスをほこる。


実際に使ってみて感じるのは、消費電力2700Wまでの家電に対応しているというのはかなりのアドバンテージだ。実は僕、前回のモトメガネの取材でAC60が気に入ってしまい購入したのだがAC60の出力は600W。電力リフトモードを使っても1200Wの家電までしか動かすことはできない。そのため、わざわざこの出力以下の電気ケトルを探して購入したりしたのだが、ブルーティAC180ならそんなことを気にすることがない。出力的には家にある大抵の家電がフィールドで使えてしまうのだ。
ちなみに各家電メーカーのホームページで消費電力の大きな家電を調べてみると、ホットプレートが1300W前後で、一番大きな消費電力だったのがオーブン付きの電子レンジやIH調理器、炊飯器あたりでだいたい1500W前後。つまり、家にある消費電力の大きな家電もブルーティAC180なら余裕で動かせるというわけなのだ。
これだけの容量があれば、もっと消費電力の小さな冷蔵庫やパソコンなども同時に動かせられる。自然災害などで停電した際の急場しのぎの非常用電源としてもブルーティAC180は大活躍しそうだ。