丹後半島はマダイ、青物、シロイカ(ケンサキイカ)の一級フィールド。その付け根にある京丹後市の浅茂川漁港から出船しているルアー船シーマン。タイラバ&ジギングとイカメタルをメインに、ナイトティップランなどが楽しめる。
●京都府のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 五井)
フルオーダー船で快適なゲームを
全長18mの大型船で、ルアーゲームにおける機能性を徹底追及したフルオーダー設計。アンカーリールを床下に収めた広くフラットなバウデッキ、可能な限り段差を排したメインデッキ、トイレは前後に設けられ清潔で大きなキャビンを備える。
魚群を捉えるための装備や緻密な操船を行うための装備も一級。ソナー、オートスラスター、潮たて装置と鉄壁の布陣だ。
当船のゲームの魅力
当海域はマダイや青物、シロイカ(ケンサキイカ)の魚影が非常に濃い。3月半ば~5月末には70~80cmを軽く超える大ダイに高確率で出会える。青物も秋から初冬と春に数釣りが楽しめ、型狙いの時期では10㎏オーバーも日常的だ。
そんな恵まれた環境だけに、当船ではタイラバとジギングを状況やポイントに応じてマルチに楽しむスタイル。では、各ゲームについて紹介していく。
タイラバ
春の盛期はマダイの80cmオーバーは日常、90cmオーバーとの出会いも夢ではない。70cm前後は年間を通してコンスタントに釣れるほどスケールがビッグ。アマダイなど食べて美味しい高級魚もターゲットだ。
当地のタイラバは水深70~100m前後を攻めるパターンと、冬場に水深150m前後を攻めるディープタイラバに大別される。
前者の場合、ヘッドは150~200g超を使用。ラインはPEライン0.8~1号、リーダーは16~25lb。広い範囲をドテラ流しで探るため、リールに300mはラインを巻く。
後者の場合、ヘッドは250~300gが中心だが、MAX350g程度のタングステン製が必要な場合も。ラインは最低400m、万全を期すなら600mは巻きたい。リーダーは20~25lb。
ナイトティップラン
9月下旬から11月ごろまでが釣期。夕マヅメからアオリイカを狙う。
タックルはティップラン専用ロッドに小型スピニング。ラインはPEライン0.4~0.6号、リーダー8~10lb。エギは3号前後で、ティップラン用エギ単体またはマスクシンカーを取り付けた状態で30~70gになるようにする。