「ブエンアミーゴ(Buen Amigo)」というブランドを聞いたことがあるだろうか? これは世界的な有名アウトドアブランドのOEM生産を行っている韓国の工場が、2000年に立ち上げたオリジナルブランド。テントを中心に世界数十カ国で販売されていて、日本ではテントファクトリーが2017年から輸入代理店として販売している。

そんな「ブエンアミーゴ」のテントの特徴は、軽量でコンパクトなこと。フライシートにはポリエステルリップストップ、ポールにはジュラルミンを採用することで、軽量化を図っている。

日本で発売されているのは、1人用から3~4人用の3モデル4アイテム。それぞれに特徴があるので、詳細を見ていくことにしよう。

2本のサポートポールが快適な居住空間を生む「コンフォート」

3~4人用モデルの「コンフォート」は、ポールをクロスさせたオーソドックスなXフレーム構造。これに2本のサポートポールを追加して、居住性と強度を高めたドームテントだ。

サイズは約220×320×115cmの3~4人用ながら、重量は約4.4kgと軽量。収納サイズは約54×18.5×18.5cmとコンパクトだ。

前後対称なのもコンフォートの特徴のひとつ。設営後に「前後を間違えた!」ということがないので安心だ。

左右にはベンチレーションを装備。パネルを閉じていても、通気性はしっかりと確保できる。

インナーテントは、Xフレームにサポートポール2本を追加することで、居住性と強度をアップ。出入り口側のヘッドクリアランスが十分に確保されている。

左右には大きめのメッシュ窓を装備。前後のドアパネルをメッシュにすれば、十分な通気性を確保できるので、夏でも涼しく過ごせる。

カラーはライムグリーンのほかにレッドもラインアップされている。

大型ベンチレーション搭載で通気性抜群の「ビートル」

「ビートル」は、Xフレームに1本のサポートポールを追加した、3ポールの2人用ドームテント。

サイズは約150×245×110cm、重量は約3.1kg。収納サイズは約48×16×16cmと軽量・コンパクだ。

背面には上下2段の大型ベンチレーションを装備している。前面の出入り口をメッシュパネルにすれば、風通しがよく快適に過ごせる。

オーソドックスなXフレーム構造に、サポートポールを1本追加。これにより強度と居住空間を高めている。

背面には開閉可能な大型のメッシュパネルを装備。フライシートの大型ベンチレーションから取り込む空気の量を調整できる。

カラーバリエーションは、レッド以外に鮮やかなライムグリーンがある。