同じ自己実現欲求段階でも、より高次な技術や影響力を持つことでできることや与えられる影響力は拡大できる。成功したビジネスマンが自らの資産をいたずらに増やすことに興味を失い、その代わりに世の中を良くするために政治や教育の世界に飛び込んで世の中やより良い社会づくりに貢献するために頑張る、みたいな話である。これは「もっと高次のレベルに行きたい」という現状に甘んじることなく、人格的な高みを目指すという意欲が原動力になっている。
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「自分自身は十分満たされている。次は世の中や人類の発展に役に立つ活動を頑張ろう」実際にこうした人格の持ち主は世の中にいるのだ。
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