MF:佐々木大樹(ヴィッセル神戸)
念願のリーグ初優勝に向けこのまま連勝街道を走り続けたいヴィッセル神戸は、第30節で鹿島アントラーズと対戦(3-1)。見事な勝利で連勝を3に伸ばしたこの試合、MF佐々木大樹は2ゴールを挙げる活躍を見せた。コースを突いたヘッドで1点目を奪うと、ゲーム終盤にも鮮やかなボレーでチームに3点目をもたらした。ゴールシーン以外でも、前線からのプレスやプレスバックも実に献身的かつ効果的。試合を通して大きな存在感を放っていたと言えよう。
FW:小林悠(川崎フロンターレ)
アビスパ福岡に終盤までリードを許す厳しい試合展開となった第30節の川崎フロンターレ。しかし、FW小林悠ら途中投入された選手たちの働きで逆転に成功した(4-2)。小林は投入されてすぐ、背後を取る動き出しから技ありシュートで一時同点とするゴールをマーク。逆転ゴールの場面でも起点となるクロスを供給するなど、勝利に大きく貢献した。
FW:エウベル(横浜F・マリノス)
前節敗れたことで、首位ヴィッセル神戸との勝ち点差が開いてしまった現在2位の横浜F・マリノス。逆転優勝に向けて負けられない緊張感の中、第30節では北海道コンサドーレ札幌を相手に4-1と大勝を飾った。終盤まではわずか1点のリードで推移していたこのゲーム。途中出場のFWエウベルが大きな仕事を果たしている。先制点を挙げたFW宮市亮に代わって投入されると、縦突破からのニアを突く鋭いシュートでゴールし、さらに終了間際にはアシストもマーク。改めて自身の高い攻撃力を見せつけた。
FW:バフェティンビ・ゴミス(川崎フロンターレ)
先制しながらも一時逆転を許し厳しい試合を余儀なくされた第30節の川崎フロンターレ。結果的には終盤怒涛の3ゴールで福岡に勝利を収めている(4-2)。そんな逆転劇の立役者となったのがFWバフェティンビ・ゴミスだ。後半途中から投入されると、3点目を見事な落としで演出し、ダメ押しとなる4点目の場面でもサイド突破からFW宮代大聖へアシスト。2アシストの活躍でチームに勝利を呼び込んだ。