DF:岡本拓也(湘南ベルマーレ)

残留争い真っただ中でシーズン終盤を迎えている湘南ベルマーレは、第30節で京都サンガと対戦。前半に挙げたPKでの1ゴールを守り切り、今季初の連勝を果たした(1-0)。そんな「虎の子の1点」を挙げるPKを獲得したのがDF岡本拓也だ。背後への抜け出しからPKを獲得し先制点のきっかけを作ったほか、クロスでのチャンスメイクを見せるなど躍動。J1残留に向けチームを勢いづける勝利の立役者となった。


横浜FC MF井上潮音 写真:Getty Images

MF:井上潮音(横浜FC)

最下位脱出のためにも勝利が欲しい横浜FCは、第30節で連勝中のFC東京と対戦。MF井上潮音が前半に挙げたゴールを守り切って勝利を収めた(1-0)。井上は結果的にこの試合唯一となったゴール以外の場面でもチームを落ち着かせるボールキープやパスで躍動。中盤でのボール回収でも大きく貢献していた。1つ上の順位にいる湘南も勝利したことで残念ながら最下位脱出とはならなかったが、残留に向けて大きな勝利を得たことに変わりはない。

ヴィッセル神戸 MF井出遥也 写真:Getty Images

MF:井出遥也(ヴィッセル神戸)

前29節の勝利で2位との勝ち点差を広げることに成功していた首位ヴィッセル神戸。第30節では国立競技場で行われた鹿島アントラーズとの“国立決戦”に勝利し、優勝にまた一歩近づいている。この試合、MF井出遥也は第28節以来の先発出場を果たすと、鋭い切り返しからの丁寧なクロスでMF佐々木大樹の先制点をお膳立て。さらに前半終了間際にはヘディングでのゴールで相手を突き放す2点目をもたらした。先発起用に嬉しい今季初ゴールで応えた井出。次節以降も優勝につながる活躍を期待したい。


浦和レッズ MF小泉佳穂 写真:Getty Images

MF:小泉佳穂(浦和レッズ)

無敗続きで好調の浦和レッズは、第30節で柏レイソルと対戦。後半立て続けに2得点を挙げ無失点勝利を収めている(2-0)。前半はスコアが動かず拮抗した試合展開となったこのゲームで、先制点を挙げたのがMF小泉佳穂だ。後半開始早々、自身の今季初となるゴールで先制点をマークすると、受け手に対して思いやりを感じる丁寧なパスで2点目をアシスト。1ゴール1アシストと大きな存在感を示し勝利に貢献した。


ヴィッセル神戸 MF佐々木大樹 写真:Getty Images