FW:フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)

9歳からマンチェスター・シティの下部組織に所属するFWフィル・フォーデン(23)は、17歳でトップチームデビュー。徐々に出場機会を増やし、2020/21シーズンから2年連続でプレミアリーグ最優秀若手選手賞とPFA年間最優秀若手選手賞を受賞。シティのグアルディオラ監督も「プレミアリーグで最高の選手の1人になる」「絶対に放出があり得ない選手は彼(フォーデン)だけだ」「選手としても監督としても、自分が見てきた中で最も才能に恵まれている」と大絶賛した。

イングランド代表としては、2017年にU-17インドW杯のメンバーに招集されると、最優秀選手賞を獲得する活躍で大会初優勝に貢献。2020年8月のUEFAネーションズリーグでフル代表に初招集され、カタールW杯では4試合(全5試合)に出場して1ゴール2アシストを記録した。フォーデンの5年後、ユーロ2028にも期待だ。


バイエルン・ミュンヘン DFハリー・ケイン 写真:Getty Images

FW:ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)

2004年の下部組織時代からトッテナム・ホットスパーに所属したFWハリー・ケイン(30)は、2015年からは副主将を務め、2023年まで同クラブでプレー。PFA年間最優秀若手選手賞を受賞した2014/15シーズンから9シーズン連続でチーム内得点王を取り続け、プレミアリーグ得点王にも3回 (2015/16、2016/17、2020/21)輝いている。初の完全移籍先となったバイエルン・ミュンヘンでも、現在ブンデスリーガ全7試合に出場して8ゴール(リーグ2位)4アシスト(リーグ2位タイ)を記録している。

イングランド代表では、アンダーカテゴリーを経験し、2015年にフル代表に初招集。2018年から主将を務め、ロシアW杯では得点王。カタールW杯欧州予選でも得点王(12ゴール)に輝き、本大会出場に大きく貢献した。イングランド代表歴代得点ランキングトップの59ゴール(86試合)を更新し続けている。「地元開催される2028年にイングランドがホームで優勝するのを助けたい」と発言したことも報じられており、ユーロ2028で優勝するにはまだまだこのストライカーが間違いなく必要不可欠だ。


ミラン DFフィカヨ・トモリ 写真:Getty Images