MF:ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)

改めて、MFジュード・ベリンガムがまだ20歳ということには心底驚かされる。今2023/24シーズンにボルシア・ドルトムントからレアル・マドリードに移籍すると、全公式戦(ラ・リーガ、CL)のうち10試合に出場して10ゴール3アシストを記録。同クラブ加入後10試合で10ゴールを記録した最後の人は、FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)だ。また、ラ・リーガにおける10の得点関与(8ゴール2アシスト)は、現在リーグトップの数字である。

イングランド代表でも、各アンダーカテゴリーで国際試合を経験し、2020年11月13日の国際親善試合(アイルランド戦)で同国代表史上3番目となる17歳136日の若さでフル代表デビューを果たした。2021年6月13日、ユーロ2020のクロアチア戦で途中出場してユーロ史上最年少出場を記録。カタールW杯では全5試合でスタメン出場を果たし、1ゴール(イラン戦)1アシスト(セネガル戦)。既に代表でも強豪クラブでも重要な選手になりつつあるベリンガムは、5年後どこまで成長しているのか。


アーセナル FWブカヨ・サカ 写真:Getty Images

FW:ブカヨ・サカ(アーセナル)

アーセナルの下部組織で育ち、2018年に18歳でプロキャリアを開始したFWブカヨ・サカ(22)。すぐに頭角を表し、近年は2年連続でイングランド男子年間最優秀選手賞(2021/22、2022/23)、PFA年間最優秀若手選手賞(2023)と、ロンドン・フットボール・アワードの年間最優秀若手選手賞(2022/23)を受賞するなどしている。

プレミアリーグにおいては、2022/23シーズンアーセナルで最も多い25得点に関与(14ゴール11アシスト)。また、2021年5月2日(ニューカッスル戦)から2023年10月9日(マンチェスター・シティ戦)の全87試合に出場し、最長連続出場記録保持者となった。現役選手における同リーグ史上最高のウイング(WG)選手の呼び声もある。

イングランド代表ではアンダーカテゴリーを経て、2020年10月1日に19歳にしてフル代表に初招集。ユーロ2020では第3戦のチェコ戦でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されるなどし、同国の決勝進出に貢献したサカ。カタールW杯では4試合に出場(全5試合)し、チーム最多タイとなる3ゴールと1PK獲得でベスト8に貢献している。


マンチェスター・シティ FWフィル・フォーデン 写真:Getty Images