DF:マルク・グエイ(クリスタル・パレス)
2021年7月にクリスタル・パレスに加入したDFマルク・グエイ(23)は、プレミアリーグで2021/22シーズンに36試合、2022/23シーズンには全38試合でスタメン出場を果たした。若い年齢ながら、同クラブにおける重要選手として起用され続け、多くの経験を積んでいる。
イングランド代表としては、世代別代表を経て、現在はフル代表に選出されているグエイ。2017年のユーロU-17では主将を務めて準優勝に貢献した。同じく2017年に行われたU-17インドW杯メンバーにも招集されると、同大会で優勝を経験した。U-21でも主将となり、リーダーシップがあることも知られている。5年後に行われるユーロ2028ではセンターバック(CB)として大きな力になるはずだ。
DF:レビ・コルウィル(チェルシー)
2011年のユース時代からチェルシーに所属するDFレビ・コルウィル(23)は、2021/22シーズンにプロデビュー。レンタル先のハダースフィールド・タウン(英2部)で31試合(全46試合)、翌2022/23シーズンにはブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(英1部)で17試合(全38試合)に出場し経験を積んだ。今2023/24シーズンにチェルシーに復帰すると、これまでのプレミアリーグで全試合に出場している(第8節終了時点)。
イングランドの各世代別代表に招集されており、2022年3月には19歳ながらU-21イングランド代表に飛び級で初招集。そして今年10月5日にフル代表に初選出されている。これからが期待される現代型センターバック(CB)として選出した。
DF:リース・ジェームズ(チェルシー)
同じくチェルシー下部組織出身のDFリース・ジェームズ(23)は、2017年にプロ契約を結び、2019/20シーズンから徐々に同クラブで出場機会を増やしていった。2021/22シーズンに5ゴール9アシストを記録するなど活躍を続けると、2023/24シーズンには23歳ながらゲームキャプテンに任命された。
イングランド代表においては、DFカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)やDFキーラン・トリッピア(ニューカッスル・ユナイテッド)をはじめとする優れた選手らと右サイドバック(SB)の熾烈なスタメン争いをしながら、カタールW杯予選やUEFAネーションズリーグで出場時間を確保。カタールW杯本大会には出場できなかった理由である怪我の多さが懸念されるが、代表に欠かせない存在になることを期待してユーロ2028右SBに選出したい。