簡単作業でハイパフォーマンス!

スーパーゾイルの使用方法はとっても簡単で、オイル交換時にエンジンオイル総量に対して10%のスーパーゾイルを添加するだけ。筆者のヤマハ・SR400のエンジンオイル総量は2.1Lだったので、スーパーゾイルの適正量は210mlとなる。オイル交換作業にあたって用意したのは普段入れているエンジンオイルに交換用のオイルフィルター、ドレンワッシャー、Oリングと廃油を捨てるためのパックだ。

フラッシングゾイルでフラッシングしていくと、無色透明だったフラッシングゾイルに色がついて汚れが出てきているのがよくわかる。こうしてフラッシング時に目で見えるのもとても気分がいいものだ。

最後にフラッシングして綺麗になったエンジンにエンジンオイル(2L)を入れて、スーパーゾイルを入れていく。いつものエンジンオイル交換作業にほんの少しの手間を加えるだけでパフォーマンスの向上ができてしまうのだから、費用対効果だけでなく時間対効果としてもコスパが良い。

違いがスグに実感できて、燃費の向上も期待大

スーパーゾイルの驚くべきは、その即効性。オイル交換直後の1速に入るスムーズさはいつもの事として、クラッチを繋いで走り出した低速域から明らかに効果を実感することができる。さらに、しばらく乗っていると中速域〜高速域までのエンジンの回転もスムーズで、特に中速域での巡航時からスロットルを開けた時に感じるトルクの谷がかなり改善されて、高回転時だけでなくシフトダウンした際のエンジンブレーキについても振動が軽減されたのである。ここまでの性能向上が缶コーヒーよりも少ない210mlのスーパーゾイルで手軽に、そしてスグに感じることができる。ここまでの性能だけでもモトメガネ編集部のお墨付きは間違いなさそうだが、やはりもう少し乗ってみてから実際にどのくらい変わったのかも気になるところだろう。今回はファーストインプレッションとして、もう少し様子を見させてもらった後、燃費計算を含むデータを持って報告したいと思うので、この後の記事についても乞うご期待ください。