特にネットの世界では、リベラルを自称する人々が、自民党に対抗し得る勢力として、国会議員数「だけ」は一人前に見える立憲民主党を推している。また、立憲民主党議員がメディア等で発言する意見が、自分たちと同じ意識高い系のリベラルな意見に見えてしまうのだ。
以前も指摘したが、立憲民主党が本当にリベラルな政党だと言うなら、どうして自民党が発議する改革に賛成をしないのか、不思議でしようがないし、仮に本当にリベラルな政治を目指すなら、LGBT理解増進法が自民党から出された時、何故、その中身が骨抜きになったか、国民に分かりやすく指摘すべきだった。
結局、自分の議席が可愛い国会議員が、政局化そうとしているだけで、それで本当にリベラルな国民の意見を収斂させる政党としての役割を果たしたとは言えないだろう。要するに中途半端だし、与党同様、説明不足の点が多い。
では、立憲民主党に限らず、どうして今の野党は無党派層を勧奨させる力が不足しているのだろうか?
それは、やはり政治信条がリベラルではないからと言う一点に尽きるのではないだろうか?
有権者の目から見た時、立憲民主党の支持母体である連合にしても、またSNS上で立憲民主党議員を推しているアカウントを見ても、本人たちはリベラルだと自称したところで言ってることがおよそリベラルのそれではないのだ。どうしても左翼、社会主義、共産主義のそれと重なって見えてしまう。そもそも日本人には社会主義や共産主義は馴染まないことは歴史が証明している。
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以後、
・今の自称リベラル政党の本質 ・二極化された政治と日本保守党
続きはnoteにて(倉沢良弦の「ニュースの裏側」)。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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