<個々の社員の話を聞きっぱなし>
今回の『報道特集』放送について、評価する声もあがる一方、識者からは以下のように厳しい意見も出ている。
<NHKも日テレもTBSも、文春判決の時は男性の性被害が人権問題と理解できていなかった、という声が結構ある。ただ、当時すでにカトリック聖職者の性的虐待問題は日本メディアもたくさん報じていた。その被害者の多くが男性だった。なぜ海外のケースは取り上げ、国内のそれを見過ごしたかを考えないと…><個々の社員の話を聞きっぱなしで、そうした考察がないまま、『反省します』『今後はちゃんとやります』と言っても、どうなのか…という感じがしてしまうんですね>(ジャーナリスト・江川紹子氏/公式X(旧Twitter)アカウントより)
<長尺ながら、それに反比例して満足度は低かったです。「ジャニーズ事務所とTBS」と題するからには、今日の組み立てを逆から放送すべきでした。なぜ自局の制作・編成ネタは最期だったのか?言葉とは裏腹に反省が薄かった印象です>(同志社女子大メディア創造学科教授、元MBSプロデューサー・影山貴彦氏/同)