雑誌Vogueの編集者でスタイリストのガブリエラ・カレファ・ジョンソン氏が、プロフィールから肩書きを削除した。
ニューヨークポスト紙によると、カレファ・ジョンソン氏は、ハマスがイスラエルに攻撃を実行した翌日の8日、「植民地化の基本的な教義や戦術がまったく理解されていないこと、抑圧してきただけのシステムを擁護し正当化しようとする人を見るのは非常に残念だ」と投稿。「ちくしょう。私がフォローしている人々の恐ろしい信条について知りたくもなかったことをインスタグラムが見せてくるのがきらいだ」とぼやいていた。
さらに「ジェノサイド、つまりパレスチナ人絶滅計画が目の前で起きようとするなか、世界が黙って見つめているのが信じられない」と述べ「戦争犯罪だ」と主張したという。
火曜日までプロフィール欄にVogueのグローバル編集者とされていた肩書きは、現在「Many Things(いろいろ)」に変更されている。
カレファ・ジョンソン氏はモデルのパロマ・エルセッサーを起用した2021年1月号のVogueで黒人女性としてはじめて表紙のスタイリングを手がけた。その後、カマラ・ハリス副大統領、モデルで友人のジジ・ハディッド、セリーナ・ゴメス、詩人のアマンダ・ゴーマンなどのカバーを担当し、話題になった。