10月11日に「サイゼリヤ」では「秋のグランドメニュー改定」が行われ、販売終了となっていた「生ハム」が復活しました。

SNSでは多くの喜びの声があがっているわけなのですが……実は、以前のプロシュートとは種類が異なります。今回はスペイン産「生ハム(ハモン・セラーノ)」。

加えて今回の改定では、定番の「ペペロンチーノ」もひっそりとリニューアル。サイゼリヤで「ペペロンチーノ」を高い確率で頼む筆者としては頼んでおかなければいけない商品。ということで早速それぞれ注文してみました。

■ プロシュートからハモン・セラーノへ

2022年6月に販売終了したサイゼリヤの「生ハム(プロシュート)」。輸入元のイタリアにて「アフリカ豚熱(ASF)」が確認され、農林水産省が同年1月より「イタリアからの豚肉等の一時輸入停止措置」を行った影響をうけてのことでした。

以降、販売終了のままでしたが2023年10月、1年4か月ぶりに復活。久しぶりのサイゼリヤの生ハムですが、イタリアからはまだ輸入が行えないハズ。なのに復活とは?

サイゼリヤの「新・生ハム」の味をたしかめてきた!プロシュートからハモン・セラーノへ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

店舗に行きメニューを確認すると。「生ハム(ハモン・セラーノ)」(320円:税込)がNEWで追加されていました。ハモン・セラーノとは、スペインの生ハム。産地も「スペイン産」と書かれています。

サイゼリヤの「新・生ハム」の味をたしかめてきた!プロシュートからハモン・セラーノへ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

どうやらイタリアの生ハム「プロシュート」の輸入が困難なため、生ハム自体の種類を変更したようです。冒頭では「復活」と表現しましたが、NEWとあるとおり新発売と紹介するのが正しいのかもしれません。つまりサイゼリヤの「新・生ハム」といったところ。

なお、変更後は値段も「生ハム(プロシュート)」が400円だったのに対し、「生ハム(ハモン・セラーノ)」は320円と、安い値段設定になっていました。

サイゼリヤの「新・生ハム」の味をたしかめてきた!プロシュートからハモン・セラーノへ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

他にもメニューを確認すると、「モッツァレラトマト」などが追加されていました。蒸し鶏の香味ソースはリニューアル。

そしてもう一つの本題、筆者大好き「ペペロンチーノ」(300円:税込)もリニューアルされているとのことなので、生ハムとともに注文。リニューアル後のペペロンチーノがどんな風に変化しているのかちょっと楽しみです。

サイゼリヤの「新・生ハム」の味をたしかめてきた!プロシュートからハモン・セラーノへ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

注文後すぐに運ばれてきたのが、久々の「生ハム」です。とはいえ「ハモン・セラーノ」とは初対面。どんな味わいか気になります。

サイゼリヤの「新・生ハム」の味をたしかめてきた!プロシュートからハモン・セラーノへ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

■ 新ペペロンチーノはより「らしく」変化

さっそくいただき……ちょっとまった。ここで食べるのはもったいないです。単体で食べても美味しいハズの「生ハム(ハモン・セラーノ)」ですが、せっかくなので注文中の「ペペロンチーノ」を待ちましょう。

そして数分後「ペペロンチーノ」登場。

おっと、以前とやっぱり見た目は変わっており、より「ペペロンチーノ」感は出ているように感じます。

サイゼリヤの「新・生ハム」の味をたしかめてきた!プロシュートからハモン・セラーノへ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

以前は、もう少しシンプルでパスタに赤唐辛子フレークといったシンプルな構成でしたが、今回はドーンと大きく「鷹の爪」。そして、ガーリックチップが散りばめられており、より「らしさ」を感じます。

サイゼリヤの「新・生ハム」の味をたしかめてきた!プロシュートからハモン・セラーノへ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)