社会保険料の逆進性が注目されています。所得が低い人ほど、収入に対する社会保険料の割合が高くなる傾向が顕著になってきています。ちなみに、社会保険料は健康保険・介護保険・雇用保険・厚生年金保険などの保険料で構成され、税金とは別に請求されます。
与野党問わずどの政党も史上最高の税収を背景に減税の議論は熱心なのですが、なぜか社会保険料への言及は極めて少ないです。気のせいでしょうか。
所得税減税、ぜひやりましょう。
国民民主党は所得税減税、消費税減税、ガソリン減税を中心とした経済対策を発表します。
住民税非課税世帯への給付を「負の所得税」と捉え、課税世帯への所得税減税(還付)と組み合わせて行えば、事実上の「給付付き税額控除」になります。 Vn8vsv0nx
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) October 6, 2023
一般的な社会保険料は、収入に対して一定の割合で徴収されるため、高所得者は収入の一部しか社会保険料として支払わない傾向があります。一方、収入が低い勤労者は収入のかなりの割合が社会保険料として差し引かれ、生活費に対する負担が大きくなります。
玉木さん、あれだけ言われているのに、社会保険料に一言も触れないのは闇すぎるんで、狸だとおもったほうがいいです。あれはだめだ。自身のツイートのリプも、「そんなのどうでもいいから社会保険下げてくれ」で埋まっているのに、気づかないはずがないです。
— サトウヒロシ🐰現役世代を応援します。取って中貫して配るならはじめから取るな!社会保険料減税! (@satobtc) October 14, 2023
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年収400万円の労働者の負担の内訳ですが、現時点で(会社負担を含めた)社会保険料がかなりの割合に達しています。
皆さんに質問です。このグラフは、年収400万円の労働者の税負担の内訳です。
社会保険の会社負担分を含む給与総額 458.5万円(額面給与 400万円)所得税 8.5万円住民税 18万円社会保険料 117万円手取り 315万円
実質賃金を増やす上で即効性と効果の大きい減税対象はどれでしょうか? pic.twitter.com/ObsvoW0ErB
— サトウヒロシ🐰現役世代を応援します。取って中貫して配るならはじめから取るな!社会保険料減税! (@satobtc) October 14, 2023
多くの勤労者にとっては「税」よりも「社会保険料」の方がはるかに重くなっています。
多くの勤労者の給与明細を見ると、「税」よりも「社会保険料」の方が重いのです。社会保険料が下がらなければ、「給料の上がる政治」にはなりません。是非、現役世代いじめの年金・医療にメスを! WiRSliDf pic.twitter.com/MC9HQDptio
— 魯日(Rouget) (@rougetgachihold) October 6, 2023
そして、消費税の逆進性は大きな声で騒がれていますが、なぜか社会保険料の逆進性はあまり注目されていません。
>あくまで負担割合なだけで、払ってる金額は低所得ほど少ないし、高所得ほど多い
その”負担割合”、つまり「収入に対する支払額の割合」が低所得者ほど大きいことを一般に「逆進性」と呼んでおります。拾い画像で恐縮ですが、この社会保険料の逆進性は消費税の比ではありません。 T6ZvafrbyW pic.twitter.com/4LuIp39UxP
— 霞ヶ関女子 (@kasumi_girl) October 14, 2023
社会保険料の逆進性が視覚的に分かりやすいのがこれ。黄色部分が社会保険料です。 ZXHOguJFz pic.twitter.com/n0wqXdpIB4
— 霞ヶ関女子 (@kasumi_girl) October 13, 2023
名目的な賃金がいくら上がっても手取りは減っていきます。
実は、2023年度に賃上げを実施した企業は8割を超えており、過去最大規模なんです。でも、全然実感がない!という人が大多数ではないでしょうか。もしかしたらそれは「社会保険料」のせいかもしれません。… pic.twitter.com/rUyH8pbfju
— 新田 龍 (@nittaryo) October 14, 2023