米連邦預金保険公社(FDIC)の元総裁、シーラ・ベアー氏はCNNのインタビューで、今日の住宅市場を「バブリー」だとし、「典型的な需要と供給の不均衡」によるものだと語った。

全米リアルター協会(NAR)によると、8月の中古住宅販売価格の中央値は40万7,100ドルで前年同月比で3.9%上昇、3ヶ月連続で40万ドルを上回った。

中古住宅の売れ残りは8月末時点で前月比0.9%減の110万戸となった。現在の販売ペースを考慮すると3.3か月分に相当する。同協会では、歴史的に半年分の供給は緩やかな価格上昇を伴い、これを下回る供給レベルは、価格の急速な上昇を招く傾向があるとしている。