なぜ男女の賃金に格差があるのか:女性の生き方の経済学
私が思うのはこの③を大きく伸ばすことが日本の将来を支えてくれると考えています。子育てが終わった女性はある意味、社会経験が豊富で労働力としての価値は高く、その人たちを約20年、社会人として成長路線に乗せれば日本版女性社会進出のスタイルとして世界に売り込めるでしょう。大体、結婚しているご家庭において50歳を過ぎれば旦那の給与は下がる一方でしょぼくれ人生の始まりなのです。そこで奥さんが一家の大黒柱になり替わるとなれば旦那さんも家事の手伝いをせざるを得なくなるというものです。
個人的には日本における女性進出は内外が言うほど遅れているわけではなく、統計という後追いの数字がまだキャッチアップしていないだけなのだ、ということ、そして子育てが終わった女性の活用を考えることが重要だと思います。また子育て中の女性も主婦の井戸端会議に明け暮れるのではなく、自分を磨くために勉強やスキルアップをプランし続けることで人生を充実させてもらいたいと思います。
では今日はこのぐらいで。
なぜ男女の賃金に格差があるのか:女性の生き方の経済学
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2023年10月11日の記事より転載させていただきました。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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