メシャール氏の声明は、世界で暴力行為を誘発する可能性があるとして警戒感が高まっている。

政治コメンテーターのジョーイ・マナリノ氏はSNSで、不要不急の外出や交通公共機関(特に飛行機)の利用を控え、公共のイベントに出かけないよう警告した。

ニューヨーク市内ではハマスの攻撃後、2日間にわたりイスラエルとパレスチナ双方の支持者がデモを行った。13日には、タイムズスクエアで、パレスチナの解放を呼びかける集会が計画されている。

地元メディアPIXによると、ニューヨーク市警察はその日勤務に就いている警官に対し、制服姿で出勤するよう求めたという。ユダヤ人コミュニティセンターは、米国内のユダヤ人団体に対する既知の脅威はないとしているものの、警備員を増員したり、ニューヨーク市警察などと連携を取るなどして、厳戒態勢を取ると語っている。