X(Twitter)のシャドウバンの種類
先述した通り、Xのシャドウバンには種類があります。

Search Suggestion Ban(サーチサジェスチョンバン)
Search Suggestion Ban(サーチサジェスチョンバン)は、X内での検索表示の優先順位が引き下げられるものです。ポストがセンシティブなコンテンツと見なされることで、Xのセンシティブ設定を解除していないユーザーにはポストやアカウントが「話題」などの欄で表示されづらくなります。
Search Ban(サーチバン)
Search Ban(サーチバン)はアカウントやポストが、X内での検索時に検索結果に表示されなくなり、他ユーザーに非常に発見されづらくなります。ハッシュタグをつけてポストした場合にも同様であり、比較的重めのシャドウバンです。
Reply Deboosting(リプライデブースティング)
Reply Deboosting(リプライデブースティング)は厳密には「アカウント単位」ではなく「返信単位」で行われるシャドウバンです。そのユーザーをフォローしていない人には、当該の返信が「さらに返信を表示する」の中に格納され、やや発見されづらくなります。
Ghost Ban(ゴーストバン)
Reply Deboosting(リプライデブースティング)よりも、一段階重いシャドウバンです。自分と返信を送った相手にしかポストが表示されなくなり、第三者には完全に返信が表示されなくなります。
Search Suggestion Ban(サーチサジェスチョンバン)の対象になったらどうすればいい?
前述の通り、Search Suggestion Ban(サーチサジェスチョンバン)はシャドウバンの中でも一番軽いものです。このシャドウバンの対象になった際は、Search Suggestion Ban(サーチサジェスチョンバン)の中にも一種の「レベル」があると認識してください。

シャドウバンの主な原因と対処法
あらためて、シャドウバンの原因と対処法を詳しく解説します。
軽めのシャドウバンの場合 | 24時間~48時間「何もしない」
「Search Suggestion Ban」や「Search Ban」など軽めのシャドウバンは、24時間~48時間で解除されることが多いです。この場合はポストや「いいね」などいっさいのアクティビティを中断し、数日ほど何もしなければ解消されるでしょう。
重めのシャドウバンの場合
以前は「Ghost Ban」などの重めのシャドウバンの場合、X(旧Twitter)のヘルプセンターに問い合わせることで解除できる方法がありました。しかし、X(旧Twitter)の人員大量解雇報道後以降、Xのヘルプセンターの仕様が変更され、2023年9月現在は問い合わせフォームがなくなっている状態です。
重めのシャドウバンの場合、アカウントが復活するのを待つしかありません。
シャドウバンの予防法は「ポストの信頼性」を高めること
シャドウバンにならないためには、これまでご紹介した原因を避けることが一番。健全かつ信頼性のあるポストのみ投稿することが大切です。
できれば外部リンク付きの投稿は避ける
イーロン・マスクによる買収後、X(当時Twitter)は「Promotion of alternative social platforms policy」という、他の大手SNSリンクの投稿やアカウントの宣伝を禁止する規約を発表。批判が相次いだためかすぐに削除されましたが、現在もInstagramやFacebookの競合SNSなどのリンクがついたポストはあまりいい投稿だと判断されない可能性もあります。
シャドウバンを避けるためには、できるだけ外部リンクのついたポストは割けるのがベター。
電話番号は登録しよう
X(旧Twitter)では登録した電話番号を削除することが可能です。しかし、電話番号を登録しておいた方がアカウントの信頼性を高めることができます。
電話番号の設定方法は以下の通り。


フォロー・フォロー解除の繰り返しもNG
短期間にフォローとフォロー解除の繰り返しを行うとスパム判定される場合があります。疑われる行為はやめるようにしましょう。
著しく大量の「いいね」「ポスト」はしない
同じく、短期間での大量のポストや「いいね」もスパムと判定されることがあります。
同じハッシュタグの乱用や同じポストの繰り返しの投稿はしない
先述した通り、ハッシュタグの乱用や同じ内容のポストの大量投稿もシャドウバンの原因のひとつです。

まとめ
Xはシャドウバンになる原因を公式には発表しておらず、またAIによる誤認識で生じることもあるため、思いがけずシャドウバンされてしまうことがあるかもしれません。万が一シャドウバンされてしまった際には、より事態を悪化させないためにも数日程度は稼働させず放置することが有効です。また、どういったポストがシャドウバンの対象となるのか理解し、そういったポストは避けるように心掛けましょう。
※サムネイル画像(Image:Anna Markina / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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