目次
車中泊が防災に役立つ5つの理由
車中泊をする際の注意点
車中泊が防災に役立つ5つの理由
実際に車中泊がなぜ防災に役立つのか。
その理由を5つ紹介していきます。
・災害が起きてもスムーズに避難できる
・快適さを確保できる
・防寒・保温の効果が得られる
・食料・水の備蓄が可能
・プライバシーを守れる
それぞれ具体的に解説していきます。
災害が起きてもスムーズに避難できる
まず一つ目に、車中泊が防災に役立つ理由として災害が起きても車でそのまま避難が可能な点です。
避難した先でも車中泊仕様の車であれば睡眠をとることもできます。
避難するための移動で疲れた身体をホッと休ませられるといったメリットもあります。
わたし自身、車中泊中に地震にあった時でもすぐに車を移動させられるように備えられたので「いざとなったら車ごと逃げる」という意識で少し災害の不安も軽減できたのを覚えています。
車中泊では必要なものを積んですぐに避難ができるという安心感も大きいですね。
快適さを確保できる
災害などの影響で避難を余儀なくされる状況も考えられます。
そんな時でも車中泊仕様の車での避難であれば睡眠時や着替えなどで快適さを確保することができます。
災害による避難所での生活にストレスがたまるという話をきいたことはありませんか?
車中泊仕様車であれば、慣れない環境でもしっかりとした睡眠や生活の質を維持することも可能です。
防寒・保温効果が得られる
車体の壁や屋根によって最低限の防寒・保温性が保たれます。
もちろん暑さや寒さのなどの環境にもよりますが、服装や家電製品の使用などで快適に過ごせる温度になります。
災害時に風や雨をしのげるのはとても大きなメリットと言えるでしょう。
食料・水の備蓄が可能
車内であれば食料や水などの保管も可能です。
実際にわたしが防災用の食品として保管しているものをいくつか紹介しておきます。
下記で紹介するものは車中泊でもいつも利用している食品です。
常温で長期保管が可能で、お湯さえ用意できれば温かい食事をとることもできます。
車内もしくは家にストックしておくのをおすすめします。
実際に保存食としてストックしているのは下記の3種類
・アルファ米
熱湯を入れて10分ほどでアツアツのご飯が出来上がります。
防災だけでなく、普段の車中泊でもよく利用しています。
・水
災害時は水の確保が難しくなると言われています。
車内に長期保管の水を入れておいても安心ですね。
わたしも常に家に5年もつ水を2Lを12本保管しています。
・ドライの味噌汁
ドライの味噌汁であれば長期保管が可能で調理もお湯だけなので手間がいりません。
スーパーやドラッグストアにも販売しているので手軽に購入できるのが嬉しいポイントですね。
プライバシーを守れる
車中泊はカーテンやサンシェードなどで外からの視線をブロックすることが可能です。
車内での行動や動きが外からも見えると防犯上の観点からも良くありません。
災害時に車内で生活をすることを考えるとプライバシーはしっかりと守りたい重要な項目と言えます。
車中泊をする際の注意点
最後に災害が起きたときに車中泊をする際に注意しておかなければいけないポイントについて解説していきます。
災害時の車中泊の4つの注意点はこちら。
・安全な場所を選ぶこと
・長距離走れる分のガソリンは入れておく
・常温保存できる食材を保管しておく
・電波が入る場所で寝泊まりする
安全な場所を選ぶこと
車中泊において、場所選びはとても大切です。
たとえば地震などの震災が起きた場合は津波や土砂災害などの二次災害が考えられます。
二次災害の被害にあわないためにも安全な場所を選んで車中泊するようにしましょう。
高台や万が一の場合に避難できる高い建物が近隣にある場所にする。
もしくは車中泊をする場所に到着してから避難場所の確認を徹底しておくなど、防災の意識を高めておきましょう。
長距離走れる分のガソリンは入れておく
災害が起きるとガソリンスタンドなどの生活にかかわる施設の営業も困難になってしまう場合も考えられます。
実際に東日本大震災の時にはガソリンスタンドに並ぶ長蛇の列がニュースでも取り上げられていたのをよく覚えています。
車中泊をする場所を変えて過ごすことも考えられるため、ガソリンは常に注意して確認しておく癖をつけるようにしましょう。
常温保存のできる食材を用意しておく
冷蔵の必要な食品の場合傷んでしまうことも考えられます。
必ず常温で保存のできる食材も用意しておくようにしましょう。
電波が入る場所で寝泊まりする
災害が起きたときに情報を得るために必要なネット環境。
ネット環境が全くない場所だと正しい情報を受け取ることもできません。
誰かに連絡を取りたくても取れない状況も考えられます。
車中泊する場所でもスマホが通じるか到着したら確認するようにしておきましょう。