キャンプの時に雨や日差しから体を保護して、プライベート感も演出するのがタープです。中でもヘキサタープのムササビ張りは格好がよいので人気があります。この記事は、設営がが難しいと思われているヘキサタープのムササビ張りを分かりやすく解説します。
目次
ヘキサタープのムササビ張りを詳しく解説
タープを選ぶチェックポイント
ヘキサタープのムササビ張りを詳しく解説
ヘキサタープとは何?

大自然の中で体験できるキャンプは、子供から大人まで人気のあるレジャーです。そのようなキャンプで、日除け効果やテントと組み合わせてリビングスペースに利用できるタープは快適な空間づくりには欠かせません。
その中でも、六角形の1枚布でできたヘキサタープは初心者でも設営が簡単で、いろいろに張り方がアレンジできるタープです。この記事は、ヘキサタープのムササビ張り方について詳しく解説します。(この記事の情報は、2023年9月1日現在のものです)
ヘキサタープのムササビ張りとはどんな張り方
ムササビ張りと名前がついた由来は、タープを広げた姿がムササビが空を舞っているような姿をしていることから、ムササビ張りと名前がつけられました。ムササビ張りは設営が難しそうに思えますが、コツを覚えるとポール1本で簡単に設営ができてアウトドアのキャンプでは目立ちます。
また、ムササビ張りはアレンジをしやすいので、工夫をして張ることで横からの日差しや風を遮り目隠しにもなるため、より快適なキャンプが過ごせます。
タープを選ぶチェックポイント
ヘキサタープのサイズは人数で選ぼう

ヘキサタープを選ぶ際の目安としたいのは「標準利用人数よりも一回り大きいものを選ぶ」ことです。タープのサイズは「使う人数」によって異なります。ヘキサタープの標準のサイズは、1~2人は400×400cm、3~4人は450×450cm、5~6人は550×550cmです。
ヘキサタープは1~2人用のサイズの場合、実際に2人で使用すると少し窮屈に感じることもあるでしょう。その場合には、3~4人用のサイズを使用すると、比較的ゆったり過ごすことができます。
耐水性が高いタープなら雨の日も安心
ヘキサタープは屋根部分だけなので、風が強い時の横殴りの雨を防ぐことは難しいですが、多少の雨であれば防ぐことはできます。
タープが雨にぬれても安心できるように、耐水性は1,000~1,500mmを目安にするのがおすすめです。耐水性は生地の耐久性にも影響するので、しっかりとした耐水性があるタープを選びましょう。
日差しが強いシーズンは「遮光性」に注目しよう

アウトドアのキャンプでは強い日差しを避けるため、遮光性の強いものを選びましょう。遮光性は、生地の色が濃いほど日除け効果が高くなります。色ではベージュ、オリーブ、ブラックの順です。さらに、生地が厚くなるほど遮光性が上がります。
なお。UVカットが施された生地を使用しているタープもあるので、紫外線が気になる方はこちらもチェックしましょう。
バーベキューや焚き火をするなら「難燃性」をチェック
アウトドアのキャンプでは、焚き火やバーベキューなど火を使う料理をすることが多いので「難燃性」も選ぶ時のチェックポイントです。ヘキサタープの中で料理をする際には、ポリエステルとコットンをかけ合わせた混紡繊維のTCやコットンなど難燃性の素材でできたタープを選びましょう。
さらに、TCやコットンは、アウトドアにマッチした自然な風合いがサイトの雰囲気を上げてくれる効果もありますので、ぜひタープ選びの選択肢に入れてみてください。
ソロやツーリングのキャンプは携帯性が重要
ソロやバイクツーリングのキャンプを楽しむ方は、いかに荷物を少なく軽くできるかを考えるキャンパーも多いのではないでしょうか。荷物のサイズが大きくなるほど収納に場所を取り、重量も重くなるため持ち運びにくくなります。
タープを選ぶ時には、持ち運びがしやすいように収納時のサイズと重さをチェックしましょう。