目次
不良とタメ口
・60年代の不良が使いだした「五分五分」
・80年代ごろから一般でも
・タメ口以外の「タメ」
タメ語
・タメ(同じ年)
不良とタメ口

(画像=『FUNDO』より引用)
タメ口と言えば不良というイメージを持っている人も少なくありません。
誰に対してもタメ口で話すというのは、やはり日本の文化では少し考えにくいものですね。
60年代の不良が使いだした「五分五分」
1960年代に不良たちが隠語として、「五分五分」という言葉を使うようになったと言われています。
五分五分というのは、同級生や同学年という対等さをあらわす言葉です。
この言葉が「タメ口」にも関連しているとされることもあります。
80年代ごろから一般でも
1980年代になる頃には、不良だけではなく若者の間全般で「タメ口」という言葉が広まりました。
関係性を飛び越しフランクに話すこと指し、現在でも定着している言葉となります。
タメ口以外の「タメ」

(画像=『FUNDO』より引用)
「タメ」を含む言葉や用い方はなにもタメ口だけではありません。
他の用い方についても見ていきましょう。
タメ語
親しい仲で用いられる、対等さを感じる言葉「タメ語」。
タメ口が親しい関係性がある中で用いられる話し方なのに対して、「タメ語」はタメ口の中で用いられる言葉自体の事となります。
タメ(同じ年)
タメは、年齢が同じである事をあらわす際にも用いられます。
タメ口が対等な関係で行われる話し方ということに通じる意味ですし、1960年代に使われるようになったという「五分五分」と同じ意味となります。