「躍」と「踊」の成り立ち

【おどる】心が躍る?心が踊る?「おどる」は使い分けたらいいの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

読み方こそ同じですが、意外と意味が異なる「躍」と「踊」。
これは、それぞれの漢字の成り立ちに由来するとされています。

「躍」の成り立ち

「躍」の左側にあたる「足」は、上の「口」が体を、「止」は立ち止まる脚部を意味しています。
対して右側の「翟」は、両翼と鳥を表現しています。

ここでの鳥は、昔話の桃太郎にも出てくる「キジ」だとされています。
キジが速く高く動くイメージから、勢いよく動くさまといった意味合いになりました。

「踊」の成り立ち

「踊」の場合も、左側は「足」を意味します。
また、右側の「甬」は「甬鐘(ようしょう)」という筒状の柄のついた鐘をあらわしています。

この「甬(よう)」が、持ち上げるという意味の「用(ヨウ)」に通じることから、足を持ち上げておどるという意味合いで使われるようになりました。

まとめ

【おどる】心が躍る?心が踊る?「おどる」は使い分けたらいいの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

「おどる」という言葉には「踊る」と「躍る」という2種類の漢字表記があります。
同様の意味合いで使う場合も多いですが、「踊る」は音楽のリズムに合わせて体を揺れ動かすこと、「躍る」はとんだりはねたりして勢いよく動くことを意味します。

心や胸、心臓などは「躍る」ものとされています。
心がダンスを踊っているようで表現にも思われますが、実は少しニュアンスが異なり、期待から心臓が跳ね上がるようにバクバク高鳴っていることをあらわしているのです。

提供元・FUNDO

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