唯一無二の柔軟性と技術力

ある意味、ハーランドとの関係におけるアルバレスの動きはセカンドストライカーのようなものと言える。しかし、シティでの役割はそれだけに留まらない。セカンドストライカー的役割に加え、中盤ではインサイドハーフのようにプレーしトップ下でゴールを狙いアシストを提供。そして時にはセンターフォワードとしてゴールに迫る。これら全てを高いレベルで行う柔軟性と技術力こそが、アルバレスの最大の特徴であり、唯一無二のものだろう。

今後、チームにとって欠かせないデ・ブライネのような選手が復帰した際、グアルディオラ監督がどのようにシステムを再設計するのか明らかではないが、現時点のシティにとってアルバレスが必要不可欠であることは間違いない。