釣り方

釣り場となる場所は、沈船や魚礁に集まったプランクトンに小魚が寄り、その小魚を食べる中型魚、さらにその中型魚を食べる大型魚が寄って来るといった食物連鎖が成り立っている。

まず釣り場に着いたら船長からベイトのいる層(深さ)がアナウンスされるので、指示ダナの中に仕掛けを通していく。その時ベイトがハリ掛かりすればサオ先が小刻みに震え、ベイトが掛かったことが分かる。掛かったらそのまま仕掛けを海底まで落としてアタリを待つ。本命の青物やヒラメ、根魚がベイトに襲いかかるとサオが大きくゆれるのでアワセを入れて一気に底から離すこと。特に青物は海底から10m浮かせることができれば取り込める確率もアップする。

また、ベイトの層に仕掛けを通してもベイトがハリ掛かりしなかった場合は、再度仕掛けをベイトの層の上まで巻き上げ、再び層の中を通してやる。

今さら聞けない『落とし込み釣り』のキホン 仕掛けの予備は十分に用意しよう良型とのファイトは格別(提供:週刊つりニュース西部版 飛高宏佳)

初心者はまずは船長に初心者であることを伝えていろいろとアドバイスしてもらおう。また、邪魔にならない程度に同船者のベテランに話しかけていろいろと知らないことを教えてもらえば上達も早いと思う。

なお、仕掛けやオモリの予備は十分に用意して、救命胴衣は必ず着けて釣りをすること。

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<週刊つりニュース西部版 飛高宏佳/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2023年9月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。