道の駅の特徴

道の駅のある内子町は、愛媛県の南部の南予地方に位置。江戸時代から明治時代にかけて、木蝋の生産で栄えた町で、伝統的な造りの町家や豪商の屋敷が当時のまま軒を連ねる、「八日市・護国地区の町並み」は人気の観光スポット。100年以上の歴史がある芝居小屋「内子座」があることでも知られている。

『道の駅小田の郷せせらぎ』は、R380沿いに位置。松山市内からは約1時間、松山自動車道の内子・五十崎インターからは30分の距離にある。周辺は自然豊かなのどかな里山で、道の駅の横には清流・小田川が流れている。木をふんだんに使用した建物で、販売所内は木の温かみのある店内となっている。

道の駅は特産品販売所、食事処からなる。特産品販売所には小田産の特産品が多彩に揃う。地元で育てられた朝採れの野菜や果物、米や豆などの農産物や、豆腐や漬物などの加工品、小田うどんや地元でつくられた醤油や味噌などの特産品が数多く並ぶ。酢締めの魚に卯の花を詰めた南予地方の郷土料理「丸寿司」をはじめ、弁当や惣菜類も充実。そのほか、苔玉や草木染めのストールなどの工芸品もあり、地域ならではの商品が豊富に取り揃えられている。

食事処は小田川のほとりにあり、店内では清流のせせらぎを聞きながら食事を楽しめる。人気は小田名物の「たらいうどん」。うどんの量は小並大からの3種類から選べる。そのほかにも、ハーフサイズのたらいうどんに、旬の食材を使った惣菜2品とご飯セットがついた日替わり定食や、食事処イチオシの「肉うどん」やオリジナルの「出汁カレーうどん」などを味わえる。たらいうどんのうどんとつゆは持ち帰りの販売もしているので、気に入ればお土産に購入できる。

R380を東に走れば石鎚スカイラインや、四国カルストにアクセスできる。道の駅としては小規模だが、地元の魅力満載の場所となっている。川を眺めながらほっと一息休むことができ、名物たらいうどんを味わえる、休憩や食事におすすめの立ち寄りスポットだ。

施設紹介

ATM
障害者トイレ
Wi-Fi
レストラン
軽食&喫茶
ショップ
インフォメーション
足湯
入浴施設
キャンプ場
宿泊施設
公園
ガソリンスタンド
EV充電施設

道の駅施設には、特産物販売所、食事処「かじか亭」がある。