こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

昨日は「死ぬこと以外かすり傷」「かすり傷も痛かった」の箕輪厚介さんが参議院会館にきてくださり、二人で放談大会(?)を行っておりました。

かすり傷も痛かった (幻冬舎単行本)

私と箕輪厚介さんの関係や、最新著作「かすり傷も痛かった」については、誕生日に書いたブログを参照。

まだまだ惑う、不惑の40歳。どん底からの這い上がり、かすり傷でも痛い人生に私たちはどう向き合うか

YouTubeで30分ほど対談した後、焼肉を食べながら飲みながら2時間くらい色々と話し込んでいたのですが、

死ぬこと以外かすり傷 →世間一般の多くがイメージする&時に批判する維新

かすり傷も痛かった →実はこっちが本来の維新

という気がするんですよね。

「死ぬこと以外かすり傷」は、競争や成長をブイブイと煽るまさに「意識高い系」のビジネス書です。

『新自由主義的』と箕輪厚介さんが自ら言うように、「人生は競争だろ」「成長を目指さないなんてありえないだろ」という価値観と内容が貫かれています。

その反省から書かれた「かすり傷も痛かった」は確かにある種の『脱競争論』なんだけど、実は単純な脱競争論ではないところがポイントで。

競争や成長は確かに重要。まったく否定されるものではない。それを目指して頑張る人がいなければ、国の発展や豊かな社会を支えることはできない。

でも、同じ人間でもずっと競争・成長し続けることはできない。時に立ち止まって休んだり、迷ったり、失敗して落ち込むことも必要で。

そこからまた頑張る人がいて、頑張らない人もいて、惑い悩みながら人生や社会は続いていく。

そういうことが書いてあるのが続編「かすり傷も痛かった」なのであります。多分。