日清カップヌードルといえば、多くの方が食べたことがあるであろうカップ麺。「カレー」や「シーフード」といった定番から、期間限定商品まで多数登場しています。

その中で今回気になった商品が「日清 カップヌードル 牛すきビッグ」。

「カップラーメン」と「牛すき焼き」なんてそもそも合うのか?という疑問しかありませんが、カップヌードルの公式Xによると「裏技で麺を溶きたまごにくぐらせても絶品」だそうです。

本当に「絶品」なのか、実際に試してみました。

溶きたまごにくぐらせて「カップヌードル 牛すき」を食べる 公式オススメの裏技で食べたら脳が完全にバグった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

■ カップヌードル 牛すき ビッグとは

「日清 カップヌードル 牛すきビッグ」(以下、カップヌードル牛すき)はセブン-イレブン限定で9月26日に発売された商品です。価格は298円(税別)。

セブン限定ということもあり、入手困難が予想されましたが、今回運良く入手できたのでさっそくレビューしていきます。

溶きたまごにくぐらせて「カップヌードル 牛すき」を食べる 公式オススメの裏技で食べたら脳が完全にバグった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

■ 「カップヌードル牛すき」にお湯を注いでいく

開封したらいつも通り、お湯を注いでいきます。その前に中身をチラ見。特に目立つのが白い物体。これは「豆腐」で、すき焼きには欠かせないものですね。

溶きたまごにくぐらせて「カップヌードル 牛すき」を食べる 公式オススメの裏技で食べたら脳が完全にバグった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

食べる直前に「牛脂オイル」をいれるようで、カップヌードルのふたの上で温めます。

お湯を注いで、待つこと3分……。

溶きたまごにくぐらせて「カップヌードル 牛すき」を食べる 公式オススメの裏技で食べたら脳が完全にバグった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

ふたを開けてみると、見た目はほぼ「カップヌードル」。すき焼き感はあまりないです。

溶きたまごにくぐらせて「カップヌードル 牛すき」を食べる 公式オススメの裏技で食べたら脳が完全にバグった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

仕上げに温めておいた「牛脂オイル」を入れます。

溶きたまごにくぐらせて「カップヌードル 牛すき」を食べる 公式オススメの裏技で食べたら脳が完全にバグった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

そして、麺をあげてみると……そこから立ち上がるのは紛れもない「すき焼きの香り」。

父が金曜日に家に帰ってきて、玄関で匂いに気づき、おっ、今日はすき焼きか!?なんつって、テンション上がるあの瞬間の記憶が蘇りました。

ただし今回の見た目は「カップヌードル」。匂いで記憶が蘇ったものの、現実との落差に少しだけ気持ちはトーンダウン。

溶きたまごにくぐらせて「カップヌードル 牛すき」を食べる 公式オススメの裏技で食べたら脳が完全にバグった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

と、勝手に落ち込んでもいられないので、中身を確認していきます。

先程まで真っ白だった具材の「豆腐」は、しっかりと味が染み込んでおります。

溶きたまごにくぐらせて「カップヌードル 牛すき」を食べる 公式オススメの裏技で食べたら脳が完全にバグった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

そして、個人的に驚いたのが「牛肉」。なんとカップヌードル定番の「謎肉」ではなく、「味付牛肉」でした。

「すき焼き」といえども、所詮肉はいつもの「謎肉」だろうと、たかをくくっていた私の発想は実に浅はか。相手は日清カップヌードルである、そんな、甘っちょろい商品なわけがないのだ。

ちなみに「謎肉」を知らない人のために一応解説も。謎肉とは、カップヌードルに入っているサイコロ状の加工肉のことです。正体は大豆由来の原料に肉や野菜をまぜて作られた物。登場初期に謎多き存在だったことからインターネットで「謎肉」と呼ばれるようになり、そのまま定着。公式さえ「謎肉」と呼ぶようになっています。

溶きたまごにくぐらせて「カップヌードル 牛すき」を食べる 公式オススメの裏技で食べたら脳が完全にバグった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

さて、食べて行きます。

うん、想像以上に「すき焼き」です。見た目は完全なる「カップヌードル」なのですが、口の中に広がるすき焼きの風味によって、脳内を「すき焼きを食べている」と錯覚させます。

これは本当に驚くべき商品。どちらかといえば「不思議な料理」とも言える。