サイバー攻撃に耐えられる「DLPA推奨Wi-Fiルーター」とは?
古いWi-Fiルーターはサイバー攻撃に弱く、かなり危険な状態であることがお分かりいただけたと思います。でも、実際に何年前のどのような製品なら安全に使えるのでしょうか?
ひとつの目安になるのはDLPAが提唱している「DLPA推奨Wi-Fiルーター」です。これは最新ファームウェアへの自動更新機能を搭載しており、「管理画面へログインするためのパスワード」が1台ごとにランダムな個別の英数字が設定された商品のこと。
この「DLPA推奨Wi-Fiルーター」は、2019年12月以降以降にDLPA加盟4社が発売した製品すべてが該当しますので、それ以前の機種を使用している人は早めに買い替えたほうが安全でしょう。
ちなみに、DLPA推奨Wi-Fiルーターだからと言って決して価格が高いわけではありません。安いものなら5,000円以下で入手できます。詳しくは各メーカーの公式サイトで確認してください。
もちろんDLPA加盟4社以外の製品であっても、自動ファームウェア更新機能があったり、Wi-Fiの暗号化技術で「WPA3」が利用できる製品なら問題ないでしょう。
ちなみに、一世代前の暗号化技術である「WPA2」は2010年の発表なので、もし、WPA2も使えない製品となると軽く10年以上前のものです。
このようなWi-Fiルーターはハッカーに狙われる可能性がありますので、早めにDLPA推奨Wi-Fiルーターに交換すべきです。
まとめ
いかがでしょうか? 古いWi-Fiルーターをいつまでも使い続けていると、かなり危険であることがお分かりいただけたと思います。
もし、10年以上前の製品を使っているなら、Wi-Fiルーター本体に不具合がなくてもセキュリティ面を考え、早めに交換したほうが賢明です。
また、最近は光回線が100Mbpsから1Gbps(1,000Mbps)、そして10Gbpsへと高速化されています。もし、高速なネット回線が部屋まで来ているのに、古いWi-FiルーターやLANケーブルを使っていると実効速度が遅くなるのでご注意ください。
文・すずきあきら/提供元・オトナライフ
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