下院はウクライナに3億ドルの軍事援助を行うことを決議したが、援助が単独法案となった後も117票の反対票はすべて共和党だった。一方、国防支出法案は、民主党議員2名が賛成票を投じ、ほぼ党派に沿って可決された。
上院共和党の中からもさらなるウクライナ支援には消極的な意見が出ています。
A group of Republican House and Senate lawmakers told the Biden administration on Thursday they would not support funding additional aid to Ukraine without detailed information about the war effort.
— The Washington Times (@WashTimes) September 21, 2023
共和党の上下両院議員団は木曜日、バイデン政権に対し、ウクライナへの追加援助は、戦争努力に関する詳細な情報なしには支持しないと述べた。
共和党の支持者レベルで見ても、無条件でのウクライナ支援には反対の声が強まっています。一般世論もウクライナ支援が行き過ぎていると認識するようになってきています。
I know this doesn't matter to the majority of Congressional Republicans, but polling not only shows that close to a majority if not a majority of all Americans want aid to Ukraine cut, a vast majority of Republican voters now favor the cutting of war support: D8h6zfAHbf pic.twitter.com/Y27UdKMWqH
— Glenn Greenwald (@ggreenwald) September 30, 2023
大多数の議会共和党員にとって気にすることではないが、世論調査によると、全アメリカ人の過半数ではないにしても過半数近くがウクライナへの援助削減を望んでいるだけでなく、共和党有権者の圧倒的多数が戦争の削減を支持していることが示されている。
共和党内でウクライナ支援を推進していた議員からウクライナ支援の在り方を見直すべきだという論調が出ています。共和党のマイケル・ウォルツ下院議員は意見記事で、同盟国がウクライナ支援にもっと積極的になるようにバイデン政権が仕向けること、ウクライナ支援により国境警備が疎かになっていることを指摘しています。
The era of Ukraine’s blank check from Congress is over EaSqz04svI
— Fox News Opinion (@FoxNewsOpinion) September 18, 2023
ウクライナが議会から白紙委任状を受け取る時代は終わった
最大の支援者であるアメリカからウクライナは継続的で、安定的な支援が見込めなくなっています。この状況をウクライナはどう打開するのでしょうか？
バイデン米大統領（左）とウクライナのゼレンスキー大統領（2023年9月22日、ウクライナ大統領府公式サイトから）
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
【関連記事】
・「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
・大人の発達障害検査をしに行った時の話
・反原発国はオーストリアに続け？
・SNSが「凶器」となった歴史：『炎上するバカさせるバカ』
・強迫的に縁起をかついではいませんか？
