「温かいお茶をコップに一杯下さい」
じゃなくて、
「おちゃにする〜」 「おちゃ」 「おちゃがいい」 「ちゃ」 「おちゃでいいんじゃない?」
です。
難解です。
日本語初歩の人だと
「ochanisuru」(お茶にする)
「『SURU』は確か『DO』だから、『やります』『なる』ということ。『お茶』は『TEA』。しかし『BE TEA』とはどういうことか???」
「『いい』はたしか『GOOD』。『お茶』は『TEA』。彼女は『TEA IS GOOD』といっている。だから何なのか?求めているアクションは何か?なにが伝えたいのか。私に感想を求めているのか?それともなにか他の意味か?」
と混乱します。
うちの家人は大学の研究者で博士号が2つあります。子供は熱心に勉強する方。それでも日本語は大変です。欧州言語と全く共通点がない。すべて一からやらねばならないのです。
これを毎日仕事をしていて、言語体系が全く異なり、中卒や小卒の外国人ができるかといったら無理なんですよ。
日本も入国管理法を改定したので、非熟練労働者の外国人も日本で就労許可を取るのが実に楽になりました。はっきりいって先進国で最も簡単なのではないでしょうか?
日本政府もNHK国際放送で外国人労働者向けの日本語講座を無料で放送したりしていますが、外国人労働者の日本語運用には、簡素化した日本語を普及させるなど、もっと工夫が必要なように思います。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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