ある程度まとまったお金が必要な時、すぐに借りられるカードローンは便利なサービスである。

しかし、カードローンを利用したことがない人から見れば、どのカードローン会社を選ぶべきか迷うかもしれない。

そこで本記事では、初心者に向けたカードローン会社の選び方や注意点などについて解説する。

カードローン会社の種類

カードローン会社は消費者金融系、信販系、銀行系の3つに区分できる。

消費者金融系 銀行系 信販系
運用会社 消費者金融会社 銀行
(都市銀行・地方銀行・ネット銀行)
信販会社
金利 高め 低め 低め
審査機関 最短30分 1日程度 最短即日
適用法 貸金業法 銀行法 貸金業法
最短でお金を借りるならどこ?

上表の通り、最短で資金を調達したいなら消費者金融系を利用しよう。

“最短”でお金を借りるなら大手カードローン会社

消費者金融を利用すれば「最短30分」ほどでお金が借りられるが、その中でも大手カードローン会社の消費者金融を選んだほうがいいだろう。理由は主に2つある。

理由1:貸金業法に則っているため

消費者金融と聞くと、高い金利や違法な取り立てといったマイナスの印象を強く持っているかもしれない。しかし、大手カードローンは貸金業法に基づいた貸し付けを行っている。

過去の多重債務問題への反省から、貸金業法が改善され優良なローン会社のみが残っているため、以前よりも安心度が増している。

理由2:審査期間が短いため

2つ目は銀行カードローンなどよりも審査期間が短いことだ。銀行系カードローンは1日から1週間程度、信販会社系でも1日程度、審査に時間がかかる。

一方、消費者金融は最短30分で審査が済み、即日融資も可能だ。必要資金をすぐに手に入れたいのであれば、消費者金融が望ましいだろう。

こんなカードローン会社は要注意!

以前よりも安心度は増したが、注意すべきカードローン会社はいまだ存在する。要注意のカードローン会社は、貸金業法で定められた上限利息以上の金利を要求する会社だ。

貸金業法では、上限金利が15~20%と決められている。それ以上の金利を要求することは違法であるため、そうした事業者から借りないようにすべきだろう。

ここでは即日借りるときの注意点についてまとめる。