立ち退き禁止 ニューヨーク

アパートメントの賃貸ウェブサイトZumperの調査によると、全米のワンベッドルーム(リビングと寝室、バスルームが別のタイプ)の9月の家賃上昇率は前年同月比0.5%となり、過去2年で最低の水準になった。

同サイトによる全国のワンベッドの家賃相場指数は1,511ドルで、前月比では1ドル上昇した。調査対象の100都市の中で前年同月比で上昇したのは40都市、60都市は横ばいまたは下落した。「過去数ヶ月間観測されているトレンドで、パンデミック時代の家賃高騰が過ぎ去り、ほとんどのマーケットのニューノーマルになっている」と指摘している。

ニューヨークは4,080ドルで新記録

ニューヨーク市のワンベッドの家賃上昇率は前年同月比3.3%、前月比2.3%だったものの、中央値は4,080ドル(約61万円)で過去最高となった。8月は4,000ドルだった。

ニューヨークはダントツで、2位のジャージーシティ(ニュージャージー州)は3,170ドル、3位サンフランシスコ(カリフォルニア州)は3,000ドル、ボストン(マサチューセッツ州)2,900ドル、マイアミ(フロリダ州)2.690ドルだった。