道の駅の特徴

魚沼市は新潟県の南東部に位置。冬は3m近く積雪する、日本屈指の豪雪地帯。また盆地にある魚沼市では稲作が盛んで、魚沼産コシヒカリは全国的にも知られているブランド米。夏は登山、冬はウインタースポーツなどのアクテビティを楽しめる。

『道の駅 いりひろせ』はR252に面しておりアクセスは抜群。周辺は山に囲まれた山間地域で、道の駅建物の裏には鏡ヶ池があるなど自然豊かな場所。駐車場内にはバイク用の駐輪場も用意されている。道の駅看板にある「さんさい共和国」の文字通り、春にはたくさんの山菜が店頭に並ぶ。

道の駅は売店・喫茶コーナーのある建物と、隣接して湖上レストランが営業。道の駅としては小規模だが、売店には地元の特産品が豊富に揃う。売店は行って正面には、魚沼産コシヒカリの「惣五郎」がズラリと並ぶ。ほかにも手焼き煎餅、笹団子やスイーツ、どぶろくまで多彩な品揃えだ。農産物では干しゼンマイなどの山菜類が充実する。レジではソフトクリームや、雪室コーヒーなども販売。七味唐辛子たっぷりで激辛の手焼せんべい「こって辛味」をトッピングした名物のソフトクリームは、「甘✕辛」のクセのある味わいを楽しめる。店内には、湖を見渡せる休憩スペースも用意されている。

隣接するレストランは、鏡ヶ池の湖上にあり、店内では池を眺めながらこの土地ならではの食事を楽しめる。「ごっぼう」を使ったソバや、春は山菜、秋にはキノコを使った旬の食材を使ったメニューを堪能できる。山菜やきのこの天ぷらはソバに合わせていただきたい一品。レストランは冬期休業となるため、その期間は道の駅で、ごっぼうそばや、きのこソバ、きのこ汁、おにぎりなどを食べられる。

鏡ヶ池の周りには遊歩道が整備され、散策が可能。また、池のほとりにはテーブルが用意されているので、池を眺めながら休憩もできる。広場に設置された顔はめパネルは、記念撮影にオススメのスポットだ。

R252にある六十里越峠を挟んで、新潟県側最初の道の駅である。R252は只見線沿いを会若松津まで至る道で、峠越えのワインディングや、田子倉ダムや只見線の列車、自然の景観を楽しめる、人気のツーリングルート。また、道の駅から西に少し行くとR290と交差し、こちらも新潟県を縦断するルートとしてツーリングを楽しめる。地元ならでは特産品が揃い、自然を満喫できる道の駅は、食事や休憩の立ち寄りに最適なスポットだ。