「DG036-01」「TWS-G273」「TWS002」のスペックをチェックしておこう!
音質や使い勝手を比較する前に、まずは今回取り上げる3機種のスペックをチェックしてみましょう。
まず、3機種で共通している点は、BluetoothプロファイルがA2DP/AVRCP/HFP/HSPであり、対応コーデックはSBCのみであること。ノイズキャンセル機能はありません。
また、充電ケースのUSB端子は3機種ともType-Cであり、USBケーブルは付属しないことです。
SPEC | ダイソー DG036-01 |
ダイソー TWS-G273 |
ダイソー TWS002 |
ノイズキャンセル | なし | なし | なし |
音声アシスト | 対応 | 対応 | 対応 |
Bluetooth | バージョン5.1 Class2 | バージョン5.0 Class2 | バージョン5.3 Class2 |
Bluetoothプロファイル | A2DP/AVRCP/HFP/HSP | A2DP/AVRCP/HFP/HSP | A2DP/AVRCP/HFP/HSP |
対応コーデック | SBC | SBC | SBC |
Bluetooth距離 | 約10m | 見通し距離約10m | 見通し距離約10m |
操作方式 | ボタン式 | タッチセンサー式 | タッチセンサー式 |
ドライバーユニット | 10mm | 8mm | 10mm |
バッテリー充電時間 | 約2時間(イヤホン) | 約1時間(イヤホン) | 約1.5時間(イヤホン) |
再生時間 (本体+ケース充電) |
8時間+16時間(最大24時間)※ | 3時間 +9時間(最大12時間) | 4.5時間 +時間13.5(最大18時間) |
イヤホンバッテリー容量 | 40mAh | 不明 | 25mAh |
ケースバッテリー容量 | 250mAh | 300mAh | 250mAh |
充電 | USB(USB Type-C) | USB(USB Type-C) | USB(USB Type-C) |
充電ケースサイズ | 60×38×29mm | 60×35×30mm | 70×27×36mm |
全体重量(実測値) | 約38g | 約41g | 約41g |
登録可能台数 | 4台 | ― | ― |
ゲームモード | 遅延時間0.6s | ― | ― |
付属品 | イヤホン/ケース/取説/イヤーピース(S/M/L) | イヤホン/ケース/取説 | イヤホン/ケース/取説 |
価格 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
※DG036-01はイヤホンを2回充電可能
こちらが3機種のスペック比較表です。操作方式の違いや再生時間は大きな判断材料になりそうですね(表は公式サイトなどを基に筆者が作成)
3機種で大きく異なるのはBluetoothのバージョンです。DG036-01はVer,5.1、TWS-G273はVer,5.0、TWS002はVer,5.3と見事にバラバラなのです。
Bluetoothのバージョンの違いは、Ver,5.2で途切れにくく、Ver,5.3で省電力性能がアップしていること。
そこで音楽再生時間を比較すると、実はBluetooth 5.3のTWS002ではなく、DG036-01がもっとも長く、ケース充電を使うと最大24時間となっています。
ちなみに、DG036-01とTWS002の充電ケースのバッテリーは同じ250mAhですが、最大再生時間には6時間もの差があります。
次に注目したいのがイヤホン本体の操作方式です。DG036-01がボタン式なのに対し、TWS-G273とTWS002はタッチセンサー式となっています。
ボタン式は誤タッチがなく確実に操作できるのですが、ボタンを押し込むたびに耳の奥に入っていく感じになります。
タッチセンサー式はどうしても触っただけで反応するので、誤タッチがありますが、その分、グイっと押し込む動作はいりません。
どちらが操作しやすいと感じるかは各自の好みになってきますが、機種選びでは重要なポイントになるでしょう。
また、イヤホンの音質に関わるドライバーユニットのサイズにも注目です。TWS002とDG036-01は10mmなのに対し、TWS-G273だけが8mmとなっています。
基本的にはドライバーユニットサイズが大きい方が、低音が響くようになりますが、それがうるさく感じられる場合もありますので、音質は実際に聴いてみないと分かりません。
なお、3機種のなかでは唯一、DG036-01だけがイヤーピースがS・M・Lの3種類付属しています。もし、標準イヤーピースのサイズが合わないときには、けっこう助かるでしょう。