停戦が成立していたと思われていたナゴルノ=カラバフ紛争でしたが、現地では混乱が続いています。係争地ナゴルノ=カラバフにおける燃料の爆発により戦闘以外での死者が発生してしまっています。

アゼルバイジャンに武力攻撃されたナゴルノ=カラバフのアルメニア系勢力は戦闘開始早々に降伏を表明していました。

アルメニアがナゴルノ=カラバフ問題で譲歩する意向を示した矢先の武力行使でした。

アルメニア(左)とアゼルバイジャンの国旗 Alexandra Bykova/iStock

アルメニアはロシアと近しい関係にありました。しかし、今回の紛争でロシアが不介入を姿勢を取ったことで、二国間関係は険悪なものになっています。