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通好みの渋い5ナンバースポーツセダン、2代目レガシィRS(1993年)
通好みの渋い5ナンバースポーツセダン、2代目レガシィRS(1993年)

1993年にモデルチェンジした2代目レガシィにもセダンの「RS」は引き続き設定されますが、ラリーなどモータースポーツで活躍して人目を引く役目は初代インプレッサWRXへ引き継いでおり、1ランク上のラグジュアリー系スポーツセダンといった趣へ。
初代同様にラグジュアリースポーツグレードの「GT」から走り系装備の重視、エアロパーツなどで差別化したホットモデル「RS」として存続したものの、250馬力のシーケンシャル・ツインターボのスペックは変わらず、MT専用グレードでもなく4AT車も設定。
もちろん競技用ベースグレードの「RS-RA」は設定されませんでしたが、マイナーチェンジでRSの5MT車のみ当時の自主規制値いっぱいの280馬力(RSの4AT車と、4ATのみのGTは260馬力)になるまでは、5MTとビルシュタインショックだけがRSの証でした。
もちろんこの代でも人気はツーリングワゴンでしたから、レガシィのセダン自体を全く見かけず、RSはイメージリーダーとしての役割を全く果たせていなかった、と言えます。
インプレッサWRXに対する特色だったシーケンシャル・ツインターボも、ターボが切り替わる境目でトルクの息継ぎ感が目立つと酷評されており、ラグジュアリー性の高い高級ツアラーとしてもあまり品がいいという評価を受けていません。
しかし、当時の5ナンバーセダンで競技車でもないのに、280馬力とパワフルなラグジュアリー系スポーツセダンなんてそうそうありませんでしたし、素性が良いなら捨て置くことはない…と、当時のスバルは判断したようです。
次の3代目レガシィからは「レガシィB4」と改名、安い実用グレードを廃してRS(自然吸気エンジン)、RSK(ターボ)とプレミアム感のあるグレードへ一本化して再出発、プレミアムブランドとして再構築し、その後は成功していくこととなります。
その頃にはワゴンブームも終わりかけていたので、スバルとしても新たな柱を必要としていた頃ですが、地味ながらも2代続いた「レガシィRS」は、3代目以降の「レガシィB4」が成功するための布石として、地味ながらも意義深いモデルだったと言えるでしょう。
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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