お酒などにも入れられる果物、それが「ライム」です。
そんな「ライム」は漢字表記することはできるのでしょうか?

今回はそんな「ライム」の漢字表記に関して解説します。
他の難読漢字についても説明するので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

目次
「ライム」の漢字表記は?
 ・日本では特に定められた表記はない
 ・中国語における「ライム」の表記
「ライム」はこんな植物
 ・「ライム」とは
 ・「ライム」と「レモン」の違い

「ライム」の漢字表記は?

柑橘類の一種「ライム」を漢字表記する事はできる?
(画像=『FUNDO』より引用)

まずは「ライム」の漢字表記について見てみましょう。

日本では特に定められた表記はない

「ライム」は日本語では特に定められた表記がありません。

日本の漢字表記では中国の表記が広く使用されています。
ただ「ライム」に関してはもともとの言葉が英語となります。

そのため、漢字表記は基本的にないと思っておきましょう。

中国語における「ライム」の表記

「ライム」は中国語であれば漢字表記が可能です。
実際に中国語における「ライム」は「莱姆」と表記されます。

「莱」はアカザ科の一年草のことを意味します。
「姆」は老女のことを意味します。

それを組み合わせたのが「莱姆」となるのです。
そのため、日本でも「莱姆」と書くのはありです。

ただ、これは正式な漢字表記ではないので注意しましょう。

「ライム」はこんな植物

柑橘類の一種「ライム」を漢字表記する事はできる?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは植物としての「ライム」について見てみましょう。

「ライム」とは

「ライム」は柑橘類の低木植物の一種とされています。

インドやミャンマー、マレーシアなどの熱帯地域が原産です。

その果実は「レモン」によく似ていることで知られています。
見た目などに関しても「レモン」と似ているのが特徴です。

「ライム」と「レモン」の違い

「ライム」と「レモン」は同じミカン科の柑橘類に分類されます。

ただ「ライム」と「レモン」は果実の形状が異なります。
「ライム」は突起がないが「レモン」は乳頭と呼ばれる突起を持っているのが特徴です。

また「ライム」と「レモン」は味わいも違います。

「ライム」は酸味が弱めで「レモン」は酸味が強めです。
「ライム」は爽やかさの中に苦味があるが「レモン」は酸味がより強烈なのが特徴となっています。

その他、含まれている栄養素や用途なども変わってきます。
このように「ライム」と「レモン」は別物と言えるでしょう。