より自分に合ったクレジットカードに将来申し込むためにも、可能な限り使っていないカードは解約し、総与信枠を抑えておくようにしたい。

デメリット3:不正利用されても気づかないことも

使っていないクレジットカードの場合、利用明細などのチェックを怠りやすくなるため、不正利用されてもその事実に気づきにくくなるデメリットがある。

定期的に見直しを!

こうしたことを防ぐには、使っていないカードは解約するに限る。

1年に1回でもいいので、自分が保有しているクレジットカードを見直して、使っていないカードは解約するようにしよう。

カード会社によっては、新たなクレジットカードを発行開始したり、既存のクレカのポイント還元率や付帯特典を充実させたりもしているので、見直しのタイミングでより自分にとってお得なカードを新規作成することもぜひ検討したいところだ。

引っ越しなどライフスタイルが変わったタイミングもクレジットカードの見直しに適している。よく使うスーパーなどの店舗が変わった場合は、その店舗で利用するとお得なクレジットカードに入会し、使わなくなったクレカは解約しよう。

文・岡本一道(政治経済系ジャーナリスト)
国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。