要望書は会社や自治体などの団体に要望を出すための正式な書類です。自分と同じ不満・要望を持つ人を集め、集団として要望書を出すこともあります。

本記事では要望書の基本的な書き方を解説します。ダウンロードしてそのまま使えるテンプレートと宛先別の例文もあるので、ぜひ活用してください。


本記事の内容をざっくり説明



  • そのまま使える要望書のテンプレート付き

  • 宛先別の要望書の例文付き

  • わかりやすく失礼のない要望書を書くためのポイント



要望書とは?

要望書とは、会社や自治体に向けて要望を出す際の正式な書類です。個人で出すこともありますが、同じ不満や要望を持つ人を集めて、集団として出すこともあります。この場合、その集団の代表者を決めて要望書を出します。

要望書の基本の書き方【テンプレート】

要望書の基本的な書き方について解説します。上記画像のテンプレートは以下からダウンロードできるので、ここから解説することを意識しながら、自分用に書き換えてみましょう。

>ダウンロードはこちら

※ダウンロード手順

  1. 上記リンクからGoogleドキュメントにアクセスする
  2. 画面上部のメニューから「ファイル」をクリック
  3. 「コピーを作成」をクリック

※記入後の印刷手順

  1. Googleドキュメントのメニューから「ダウンロード」を選択
  2. PDFドキュメントでダウンロードする
  3. PDFを印刷する

プリンターがない場合は、コンビニのマルチコピー機などから印刷してください。マルチコピー機からの印刷には専用アプリが必要です。主要なコンビニの印刷用アプリは下記からインストールできます。

セブンイレブン

ファミリーマート

ローソン(アプリのダウンロードリンクは画面中ごろより少し下にあります)

ローソンのアプリダウンロードリンクの場所

わかりやすいタイトルをつける

要望書には「〇〇に関する要望書」「要望内容:〇〇について」など、わかりやすいタイトルをつけましょう。タイトルでは、具体的にどんな要望があるのかを端的に伝えます。

宛先や提出者、年月日を書く

要望書の宛先と提出者、提出の年月日を書きましょう。先ほどのテンプレートと同じように、要望書の上部に、宛先は左側、提出者と年月日は右側と配置するときれいです。

提出者の部分には、その人の所属も入れます。会社への要望書なら所属部署を、自治体への要望書なら自分が属する自治体や地区を入れるといいでしょう。集団で要望書を出す場合、団体名と代表者の名前を入れます。

要望書を書いた経緯を書く

要望書を出すに至った経緯を簡単にまとめます。「このような経緯から、〇〇を要望します。」のように文章でまとめるのもいいですが、長文になりそうなら経緯を文章で書いた後、要望を箇条書きでまとめるのもいいでしょう。

現状の問題について書く

何か現状に問題があり、その解決のために要望書を出す場合、経緯とは別に現状の問題についてまとめておきましょう。どのような問題があるのか、どんな被害が出ているのか、将来どんなリスクが考えられるのかなどを、漏れなく具体的にまとめます。

要望を書く

要望の内容を具体的に書きましょう。要望書の目的は要望を伝えることなので、本文冒頭でまずは要望内容を端的に伝えてから、経緯や現状の問題について書くのがスマートです。

要望内容が「会社や自治体で使う備品の購入」のようなものなら、次のように、必要な備品を本文末尾に箇条書きで書くのもいいでしょう。