日本企業の給与が上がらなかった理由は経営者だけでなく従業員も望んできたものです。
過去数十年、日本企業の給与が上がらなかった理由ふたつ
1)経営者が「高く売れる事業」より「良いものを安く作る事業」を目指し、生産性を下げる競争をしてきたこと
2)従業員が「給与が上がること」より「雇用の安定=首にならないこと」を優先し、給与が上がらなくても転職しなかったこと
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) April 2, 2023
世界的は成長し続けていますがなぜ日本だけが未来がなくなってしまったのでしょうか。
経産省未来人材ビジョンは読んでいくと未来がないんじゃね、と悲観的になるような結果が数多く出ている…。
今年タイに行った際にも、現地の部長級は外資系企業はそれぞれの本社のある国よりもいい処遇で雇わないと採れないという話をきいたけど、まさにその通りのお話が。 pic.twitter.com/m07GcdlyJ7
— 木下斉 / 好評発売中!「まちづくり幻想」 (@shoutengai) September 4, 2023
われわれは労働分配率に拘っているうちに世界から取り残されたのかもしれません。
NHKまで「内部留保」という(企業会計にない)言葉を使って「労働分配率」が何ちゃらいうのはよくない。「企業貯蓄」が増えていることは事実だが、これは本来は投資に使う資金。むしろ資本市場が機能しないことが問題だ。 MBKYicv4
— 池田信夫 (@ikedanob) September 2, 2017
正社員の話ばかりしている間に現場を支える人材は急速にいなくなっていきます。
東京 八重洲 鉄骨落下事故 十分固定されずワイヤー外したか #nhk_news XVoVB2rk
— NHKニュース (@nhk_news) September 20, 2023
もう時間は残されていないのかもしれません。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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