やみくもに会社を成長させ、規模を拡大させることには最初からあまり興味がありませんでした。それよりも、自分の周りにいる人たちに自分にしかできない価値を提供し、それが社会にとってプラスになる。そんな仕事のやり方を続けてきたように思います。

設立当初からのそんな想いが、最近さらに強まっています。更に大きな利益を追求するよりも、周囲の人たちや社会に受け入れられることに価値があると思っているからかもしれません。

最近も、自社の利益のために相手と社会を犠牲にするような誤った判断をしてしまい、存亡の危機に瀕している会社が連日メディアに糾弾されています。確かに急成長はできたのかもしれませんが、社会にとって必要のない存在であることが結局は致命傷となりました。

カウンターパーティや社会から後ろ指を指される仕事だけは、これからもやらないようにしたいと強く思います。

 

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

【関連記事】
「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
大人の発達障害検査をしに行った時の話
反原発国はオーストリアに続け?
SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
強迫的に縁起をかついではいませんか?