DACの効果はさほどなし! 音質は少し微妙な感じ……

それでは実際に、DAC内蔵変換コードを使って音楽を聴いてみましょう。まず、ダイソーの格安ヘッドホンで試したところ、DAC内蔵変換コードを通したほうがやや音が大きくなった感じで、あまりDACの効果はなく、音質に変化は感じられませんでした。

しかし、筆者が普段使っている高級ブランドの有線イヤホンSHURE「SE112」の場合は、残念ながら音が全体的にこもった感じになり、解像度がかなり低くなった印象です。

やはり、直接スマホの3.5mmステレオミニプラグに接続したほうが、全体的にシャープな感じに聴こえました。

ダイソーのDAC内蔵USB Type-C イヤホン変換コードはきちんと使えるのか?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

まずは、ダイソーで330円の激安ヘッドホンで試します。元から音は良くないのでDAC内蔵変換コードで聴いても、やや音が大きくなった感じがするだけで、音質に変化は感じません(筆者撮影)

ダイソーのDAC内蔵USB Type-C イヤホン変換コードはきちんと使えるのか?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

次に、高級ブランドSHURE「SE112」で試してみます。DAC内蔵変換コードを使うと、残念ながら音が全体的にこもった感じになり、解像度が低くなった印象を受けました(筆者撮影)

最後に、イヤホンジャックのないパソコンで聞いてみましょう。WindowsパソコンにDAC内蔵変換コードを接続するとUSBオーディオデバイスとして認識され、とくにドライバーのインストールなどは必要ありません。

試しにプロパティを開いてみるとデバイス名は「AB13X USB Audio」と表示され、サンプリングレートとビットは「16bit/48,000Hz(DVDの音質)」と表示され、ハイレゾ音源には非対応であることが確認できました。

ダイソーのDAC内蔵USB Type-C イヤホン変換コードはきちんと使えるのか?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

3.5mmステレオミニプラグを搭載しないパソコンでも、DAC内蔵変換コードを使えば、有線イヤホンを利用できます。写真はイメージです(筆者撮影)

ダイソーのDAC内蔵USB Type-C イヤホン変換コードはきちんと使えるのか?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

WindowsパソコンにDAC内蔵変換コードを接続すると、「AB13X USB Audio」と表示されます。また、プロパティでは「16bit/48000Hz(DVDの音質)」とあり、さすがにハイレゾには対応していませんでした

まとめ

いかがでしょうか?通常、Amazonの中華製品でもDAC内蔵変換ケーブルは1,000円~2,000円程度するのに、ダイソーの「USB Type-C イヤホンジャック変換コード 5cm 4極 マイク対応」は、たった330円と格安で購入できます。

今回の検証では、高級ブランドの有線イヤホンでは音質の劣化が見られましたが、それでも、ダイソーの格安なBluetooth接続のワイヤレスイヤホンなどと比べると、全然、普通に聴ける音質です。

もし、イヤホンジャックのないAndroidスマホやパソコンで音楽を聴きたいなら、十分役に立つと思いますので、ダイソーのDAC内蔵変換コードはかなりコスパの高い製品だと言っていいでしょう。

※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです(2023年8月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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